新生「カー娘」を引っ張るムードメーカー、本橋麻里
カーリング競技とは?
1チームは4人で構成。1エンドにつき1人が2回ストーンを投げ入れ、相手チームと交互にリード、セカンド、サード、スキップの順で行われる。全16投が終わった時点で、もっともハウスの中心にストーンを寄せたチームに得点が与えられ、相手のハウスに近いストーンよりも内側にあるストーンの数でポイントが加算される。これを10エンドまで行い、合計得点が多いチームの勝利となる。
ストーンの方向を調整したり、距離を伸ばすのがスウィーパーの役割。リンクの表面にはペブルと呼ばれる無数の細かい氷の粒があり、2人のスウィーパーがブラシでこすってペブルを溶かすことで、ストーンの軌道を調整する。
カーリングの歴史は古く、その発祥は15世紀のスコットランドといわれている。日本には1930年代に伝えられ、1984年に日本カーリング協会を設立。1998年の長野から冬季五輪の正式種目に採用され、日本の最終成績は男女ともに5位だった。