■北島康介（日本コカ・コーラ）　男子１００ｍ平泳ぎ　準決勝１位
　ちょっとゆっくり入りすぎました。前後半同じ感じで泳げるようにコーチからも言われて、チャレンジしたんですが。前半抑えたつもりじゃないけれど、２００ｍのような感じでした。感触は悪くない。持っている力は自信を持っていいと思うので、決勝で力を出し切れるかが重要。あとは思い切りと、できるだけいい泳ぎを心掛けていきたいです。（予選から決勝までの）３回ともいい記録で泳ぐことが僕にとって大切なことだと思っているので、みなさんには記録を期待されますが、期待に応えられるように早く記録を出したいです。
（決勝は）前半もっと速くいって２００ｍにつなげられるレースをしたいです。過去のレースを見ても、後半はどうしても泳ぎが崩れているのが目に見えて分かるので、できるだけ同じ泳ぎをしようとチャレンジしました。それは力がないとできないし、今だから試せると思っています。そういう泳ぎをしないと五輪では勝負できない。明日は記録にもチャレンジしたいし、今日よりいい泳ぎができるように準備したいです。

■柴田亜衣（チームアリーナ）　女子４００ｍ自由形　決勝１位
（五輪へ）行けなかったのが悔しいです。予選よりは体は軽く感じたんですけど、うーんという感じです。（１８日の）８００ｍ（予選）まではまだ日にちがあるので、もう一度調子を上げていきたいと思います。８００ｍはとにかく、派遣標準記録を切る、それだけを目標に泳ぎたいです。とにかく気持ちを切り替えるしかないと思います。

■森田智己（セントラルスポーツ）　男子１００ｍ背泳ぎ　準決勝１位
　全然ダメですね。（準決勝前の）アップのときに足が重いなと感じて、あまり動かしませんでした。泳ぎはよかったので大丈夫だろうと思いましたが、前半も後半もよくありませんでした。今日はタイムを求めるのはムリなので、（入江）陵介に負けない程度に落としました。１位通過は予定通りだけど、しっかりと力が入りませんでした。思った以上に疲れました。じゅんちゃん（宮下純一／５４秒６１）のタイムは見ていました。タイムでは負けないと思っていたけれど、予想以上にいきませんでした。歯車が狂った感じ。でも、４年前も準決勝がいまいちで、気を入れ直したので。明日はタイムよりも、とりあえず勝つことを考えていきたいです。自分が一番強いんだという気持ちでしっかり（北京五輪の）代表権をとりたい。勝てば代表権は取れるので、まずは勝ちにいきたいです。

■入江陵介（近畿大）　男子１００ｍ背泳ぎ　準決勝３位
　予選と違ってすごい雰囲気だったけれど、それに飲まれずに自己ベストに近いタイムが出て良かったです。決勝は５４秒前半、それも５３秒に近い５４秒台で泳がないと勝てないと思うので、狙っていきたいです。前半は森田さんについていこうと思っていましたが、後半ターンしてからのバサロで一気に離されました。後半勝負になると思いますので、明日修正したいです。自分はスピード持久力（無酸素状態での持久力）がない。準決勝は前半からいったので後半にばてましたが、明日は決勝の１本だけで力を温存できるのでいけると思います。決勝ではしっかり（北京五輪の）代表権をとりたいです。

■土肥亜也子（ＫＯＮＡＭＩ）　女子１００ｍバタフライ　準決勝１位　※５８秒５９で日本新記録を更新
　まだ明日レースが１本あるので気の抜けない状態ですが、ここ（準決勝）でいい記録が出たので（決勝に向けて）弾みになりそうです。やはり、ずっと狙っていた試合なので、最後に笑って終わりたいです。悔いのないように、最後のゴールタッチまでいきたい。大西さんの（日本）記録を最初に抜きたいと思っていたので、それが達成できてよかったです。自分を信じるメンタルが最後は必要だと思います。
　記録が出そうな予感はしてなかったけれど、狙っていました。自分を信じて前に前にという感じ。周りは見ていないです。自分のコースしか。決勝も自分のコースしか見ません。今までやってきたので、自分を信じて自信をもってやりたいです。この記録でもまだレベルが低いので、さらに上を目指して前に進むだけです。

■中西悠子（枚方ＳＳ）　女子１００ｍバタフライ　準決勝２位
　もうちょっと速いかなと思ったんですけれど。でもまだ（タイムは）上がるので。５８秒５くらいを狙っていかないと。最低でも自己ベストを更新したいです。ベストを出さないと、ここで終わってしまうので。明日は前半からいくだけいって、後半はくらいついていきたいです。（準決勝は）５９秒切るか切らないかだと思ったんですが。余力を残した状態だと泳げないなと思いました。決勝はもうちょっと速く入らないと前の２人（土肥と加藤ゆか）においていかれると思います。私は２００ｍをメーンと考えているので、１００ｍは何番でもいいから自己ベストで泳ぎたいです。

＜了＞