【リアルジャパンプロレス】 初代タイガーが1年8カ月ぶりのリングへ 「ファンのみなさんの夢のために」
1年8カ月ぶりに復帰することが決定した初代タイガーと、対戦相手となる雷神矢口が会見に参加 【写真:長谷川亮】
自身の35周年記念大会となる今回、狭心症とその手術の影響で欠場の続いた初代タイガーマスクが15年3月以来、1年8カ月ぶりに復帰することが決定。スーパー・ライダー、折原昌夫とタッグを結成し、雷神矢口&アレクサンダー大塚&田中稔組と対戦する。
「ベストの体調かどうか、やってみないと分かりません」「メインではなく下の方でやりたいぐらい」と不安な面持ちを見せた初代タイガーだが、「コーナーポストの上には上がってみたい。そういう夢は果たしていこうと思っています」とファンが期待するタイガーマスクらしい姿を見せることを約束した。
矢口は大仁田の親書を持参すると伝える
矢口は邪道軍団のボス・大仁田厚の親書を持参すると話し、初代タイガーとの電流爆破マッチ実現を要求 【写真:長谷川亮】
一方、かつて5万円でタイガーマスクを購入したことがあると意外な過去を明かした矢口は、「(タイガーマスクの)コレクターとして本人がかぶっているマスクが欲しいので、それを剥がして勝ちたい」と試合でのマスク剥ぎを予告。さらに大会には来年、真の引退を予定する邪道軍団のボス・大仁田厚の親書を持参するといい、初代タイガーとの電流爆破マッチ実現を要求した。
「電流爆破が心臓にいい刺激になるんじゃないですか」と挑発した矢口だが、タイガーはこれには乗らず、「意気込みには応えたいですが、まず7日の試合、来年の試合は体調を見てからになります。応えられるようなら頑張っていきたい」と返答。
平井代表が涙するシーンも
会見中には初代タイガーのことを思い平井代表が涙する場面もあった 【写真:長谷川亮】
会見では絶対安静の時期もあったという初代タイガーに言及して平井代表が涙を落とす場面も見られ、舞台裏のリング復帰への苦労がしのばれた。
タイガーは会見の最後で「ファンのみなさんの夢のために立ち上がる。プロレスへの恩返しだと思って戦っていく」とコメント。まずは12月7日の試合次第となるが、記念大会での復帰戦から新たな虎伝説を見せることはできるか。
12月7日(水)東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
【決定対戦カード】
<6人タッグマッチ>
初代タイガーマスク、スーパー・ライダー、折原昌夫
雷神矢口、アレクサンダー大塚、田中稔
<レジェンド選手権試合>
【王者】大谷晋二郎
【挑戦者】タカ・クノウ
<6人タッグマッチ>
スーパー・タイガー、船木誠勝、5代目タイガーマスク
石川雄規、グレート・タイガー、ブラック・タイガー
<タッグマッチ>
ウルティモ・ドラゴン、山本SAN
ザ・グレートサスケ、那須晃太郎
<シングルマッチ>
鈴木秀樹
間下隼人
<シングルマッチ>
倉島信行
柴田正人
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