【DRAGONGATE】YAMATOが王者・鷹木からピンフォール マリアがEitaに屈辱のギブアップ負け
鷹木がしゃちをフォール マスク剥ぎも
3WAY戦ならではの異色の連係や駆け引きが繰り広げられる中、ドリームゲート王者の鷹木はKzyのトペスイシーダをイスで迎撃すると、YAMATOをつかまえて鉄製のフェンスへ投げ飛ばすと、さらにフェンス、壁、鉄柱にまで打ち付け、ダメージを蓄積させる。20分過ぎには、YAMATOがヴェルセルクを場外へ落としたところへ、ハルクとKzyが同時にノータッチトペを敢行。そこへ戸澤としゃちも同時にラ・ケブラーダを決めると、吉野も鉄柱からのムーンサルトアタック。だが、YAMATOはKotokaに足をつかまれて倒されてしまう。9選手が入り乱れる混戦の末、鷹木がしゃちにパンピングボンバー、MADE IN JAPANで勝利。まずはMONSTRE EXPRESSを脱落させると、鷹木はしゃちのマスクを剥ぎ取る暴挙に。これには観客も大ブーイングを浴びせる。
「全員がタイトルホルダーになって帰ってくる」
YAMATOは3年前の13年8.23後楽園大会で、7.21神戸大会で新ドリームゲート王者となったばかりの鷹木から、この全知全能のフランケンシュタイナーで3カウントを奪取し王座を戴冠。最多防衛記録となるV15を達成していたCIMAをついに倒し、これから新時代を築くかと思われた鷹木を、わずか1カ月で玉座から引きずり下ろしている。
まるで3年前の再現かと思わせる勝利に、鷹木は「そんな勝ち方で嬉しいか?」と悪態をつくも、YAMATOは「負けは負けとして潔く認めろ」と詰め寄ると、「ベルトが本来あるべき場所にオレが戻す。あるべき場所とは、このオレ、YAMATOの腰だ」とキッパリ。鷹木は「甘いこと言ってるけど、おまえらの言う明るい未来なんて、それこそぬるま湯のなれあい。今の弱肉強食がいいだろ」と、殺伐とした戦いを求めた上で「YAMATOより鷹木信悟が上だということを見せる」と、ジェラシーをむき出しにした。だが、YAMATOは「9月22日の大田区体育館でのビッグマッチ、タッグリーグも制覇して、全員がタイトルホルダーになって帰ってくる」と、TRIBE VANGUARD全員の躍進を誓った上で、「今日のオレたちも、最高にカッコ良かっただろ」で大会を締めた。
七夕の夜にマリアとリンダが合体!?
マリアのセコンドには、第2試合後にタッグチーム「マリリンズ」結成を表明したエル・リンダマンの姿が。本来、オーバージェネレーションに所属するリンダは、マリアとは敵対するはずだが、互いのピンチを救うたびに目覚めた愛情が暴走。この日が七夕ということもあり、「さしづめ、僕たちは織姫と彦星。これは運命だ」とマリリンズ結成を呼びかけたリンダに、マリアも「これから2人で天の川を見に行きましょう」と呼応。1年にたった一度、引き裂かれた恋人たちが出会える特別な日に、ユニットの垣根を越えた愛が誕生していた。
Eitaは開始早々、リンダを場外へ落としてトペスイシーダを見舞うと、さらに強烈な逆水平チョップ、右ハイキック、顔面踏み付け攻撃。マリアもキッドにはチクビーム、ヒップアタック、ボンパス、スカイラブ、キス攻撃を繰り出すも、Eitaには決定打を放てず。絶好調のEitaはフラミータにPerros。さらにマリアをつかまえ、Numero Unoでギブアップ勝ちを収めた。
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