福島「結果にこだわって走りたい」=陸上リオ五輪代表 発表会見

スポーツナビ

ウォルシュ・ジュリアン

【スポーツナビ】

 去年の日本選手権は予選落ちだったのですが、今年はリオの年なので頑張ったということもあり(参加標準記録突破で優勝して)選んでいただけました。リオに向けて、もう一度タイムを上げて頑張りたいと思います。五輪は、子どもの頃からの夢で、目標でした。でも、五輪に出られれば目標を達成できることになるので、違う高い目標を作って挑戦していきたいです。

衛藤昂

【スポーツナビ】

 昨日、標準記録を飛んでからまだ24時間経っていないので、実感はまだ沸いていませんが、代表に選ばれたからには、しっかりと決勝に残って勝負できるように、練習をしっかりしていきたいと思います。(試合が行われた愛知県と同じ東海地域の三重県出身で)高校生の頃から良い思い出も悪い思い出もたくさん詰まった瑞穂競技場でリオ五輪出場を決められたということは、一生忘れられない思い出になったと思います。三重県は、愛知に近いので、会社の方も多く来てもらい、高校の同級生も来てくれて、すごく勇気をもらいました。今回の標準記録突破には、すごく力になったと感じています。

(昨年の)北京の世界選手権から参加標準記録が1センチ上がってしまい、その1センチを超えるために、昨シーズンの反省を生かして、冬季練習をやって今シーズンを迎えたわけですが、なかなか跳べずに日本選手権の当日になってしまって、なかなか標準記録が切れないなという思いがあったので、やはり意識はしていないところでも(五輪は)特別な物があるのかなと思っています。五輪は初出場で当日はどうなるか想像がつきませんし(出場するという)実感もまだ沸いていません。

新井涼平

【スポーツナビ】

 記念すべき大会で五輪出場を決めることができたのは、監督、コーチ、会社の方々、トレーナー、周りでサポートしてくれる方々のおかげだと思います。自分自身がこの後にできるのは、技術レベルを上げてリオに挑むだけだと思うので、しっかりと集中して準備をしていきたいと思います。五輪は、一番大きな、何にも変えられない大会だと思っていますが、一度も出場したことがないので、未知数な部分がたくさんあります。ただ、私の場合は所属するチーム(スズキ浜松AC)に五輪に出場された方がたくさんいますので、先輩たちにしっかりとアドバイスをいただいて、全力で臨みたいと思います。

福島千里

【スポーツナビ】

 リオでは、3度目の正直という言葉もあるので、結果にこだわって走りたいということと、五輪代表になれたので感謝の気持ちを持ってケガに気をつけて努力していきたいと思います。前回のロンドン五輪では、全然納得できるレースができなかったので、大会が終わってからは、どうやってリオに向かっていけば良いのか分かりませんでした。でも、ロンドンまでは1年ずつ一生懸命にがむしゃらにやってきましたが、リオに向けては4年間をまとめて(見て)トレーニングをできたので、その点が前回とは違うと思います。

鈴木亜由子

【スポーツナビ】

 今回は地元・愛知で五輪出場を決めることができて大変うれしかったです。大歓声の中で走れて幸せでしたし、アットホームな雰囲気の中で走ることができました。地元の応援を力に変えて走ることができましたし、巡りあわせの中で決められて良かったです。五輪では海外勢のスピードに食らいついて入賞を目指していきたいと思います。残り40日間でレベルアップをして納得の走りができるようにトレーニングをしていきたいと思います。

 私は今まで五輪という言葉を口にできなかったのですが、昨年の世界選手権で(5000メートルの入賞を)0.29秒の差で逃して次を見据えたときに、五輪というものを意識して、それからトレーニングしてきました。ただ、昨日の(5000メートルで準優勝だった)レースで何か足りないなと感じたので、突き詰めて課題に向き合って、リオでの納得いく走りにつなげたいと思います。

海老原有希

【スポーツナビ】

 今回の日本選手権は失敗に終わってしまいましたけど、これを繰り返さないように、また五輪というチャンスをいただいたので、ずっと(目標として)言い続けている世界大会での入賞を達成できるように、これからの1カ月半でトレーニングを積んで、本番に臨みたいと思います。前回のロンドン大会で初めて五輪に出たときは、あと1メートル投げていたら(決勝進出という結果でした。その1メートルは、何が足りないのかと、この4年間はずっと、その1メートルの理由を探してきましたが、世界のレベルも上がっていますし、そのレベルに置いて行かれないように過ごして、今こうしてリオに挑戦する権利をいただいたので、リオでは、ロンドンの借りもありますし、足りなかった1メートルが何だったのかという答えを出せるようにしたいと思います。

<次のページに日本陸連の選考に関する説明>

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