バスケ代表の新愛称は「AKATSUKI FIVE」 世界を照らす日本になる。がコンセプト
バスケットボール日本代表にニックネームが「隼ジャパン」から「AKATSUKI FIVE」に変更された 【スポーツナビ】
発表された新愛称は「AKATSUKIFIVE(アカツキ ファイブ)」。日いずる国・日本の日の出「暁」になぞらえ、コート上で戦う5人の選手が組み合わされたもの。「世界を照らす日本になる。」をコンセプトに、世界に挑戦する日本代表に「日の出の勢い」をもたらすという思いが込められている。
会見に出席した日本バスケットボール協会の川淵三郎会長は、「バスケットボール界が今までと違って変わっていきますよ、という象徴でもある」と説明。「新たなバスケットボール界のスタートと覚悟を決めて、飛躍してまいりたい」と、力強く新時代の夜明けを宣言した。
川淵「夢の受け皿になるようなネーミングに」
川淵三郎(日本バスケットボール協会 会長)
バスケットボール日本代表チームの記者会見に多くの方々にお越しいただきありがとうございます。女子は4大会ぶりに五輪に出場できました。メダルを必ず取るようにとげきを飛ばしております。本大会に向けてメダルを目指して頑張ってくれると思います。
男子は40年間五輪に出ていません。アジアの大会で18年ぶりにベスト4に残ったことで7月の世界最終予選に出ることができます。(実力的に)奇跡を起こさない限りは出られないと思います。今年秋から日本で初めてのと言っていいプロバスケットボールリーグ(=Bリーグ)がスタートします。その勢いをつけるためにもしっかり頑張って、奇跡を起こして五輪に出場してほしいと願っています。新たなバスケットボール界のスタートと覚悟を決めて、飛躍をしてまいりたいと思います。
日本代表のニックネームの変更に関しましては、五輪予選のときに、女子チームも「隼ジャパン」だと聞いて、「男の名前じゃないの? 女子としてもう少しふさわしい名前がないのか?」と思いました。別に(変更を)強制したわけではなかったのですが、隼ジャパンという今まで日本代表についていた名前は商標登録をしていなかった。代表が大活躍したら、訴訟問題にもつながりかねなかった。けがの功名で新たなスタートをするときにどういう名前がふさわしいか、夢の受け皿になるようなネーミングをつけたいということで、ここに発表させていただくことになりました。
男子が黒で、女子が赤と異なるカラーのロゴも発表された 【スポーツナビ】
男子は黒、女子は赤を基調とした新ユニホームを発表
発表された新ユニホーム。男子は黒、女子は赤を基調としたデザインとなっている 【スポーツナビ】
川淵三郎(日本バスケットボール協会 会長)
田臥勇太(リンク栃木ブレックス)
竹内譲次(日立サンロッカーズ東京)
比江島慎(アイシンシーホース三河)
吉田亜沙美(JX−ENEOSサンフラワーズ)
渡嘉敷来夢(JX−ENEOSサンフラワーズ)
山本千夏(富士通レッドウェーブ)
川淵 ユニホームのポイントですが、男子は黒を基調としたユニホームです。今までは黒一色でしたが、赤が入ったことで燃える感じが出ている。そして黒と赤の色は強い色ですね。
渡嘉敷 昨日初めてこのユニホームを見たのですが、今までと違いメインカラーが赤になってびっくりしています。自分自身、赤色も似合うなと感じています(笑)。
山本 (自分が着ている)この白も、メインカラーの赤も良い色です。このユニホームが強く輝いて見えるように、頑張って行きたいと思います。
吉田 私も渡嘉敷に負けないように、この赤のユニホームが似合う日を心待ちにしたいと思います。また、今年五輪の年になり、女子日本代表も合宿が始まりました。「メダルへの挑戦」をスローガンに戦っていきたいと思っていますし、バスケファン以外の方々にも楽しさを伝えて行けるように、感動を与えることができるように、精一杯五輪の舞台でプレーしたいと思います。
竹内 赤と黒のモチーフがすごく日本にマッチしていると思います。着ていて、自分自身かっこよさが二倍マシになった気がします(笑)。
比江島 初めて今日着ましたが、とても気分が良いですし、全身白で爽やかな感じで似合っていると思います(笑)。これからもしっかり活躍して、頑張っていきたいと思います。
田臥 川淵会長がおっしゃったように、赤が入ると日本らしさがより出て、着ていてすごくやる気が出ます。先日、Bリーグでソフトバンクさんにトップスポンサーになっていただき、男子日本代表もサポートしていただけることになり、多大なるご支援をいただき本当に感謝しております。ここにいる僕らが先頭に立って、日本代表もそうですし、Bリーグも僕らが引っ張っていけるように、子どもたちに夢を与えられる日本バスケットボールになるように、これからも頑張っていきたいと思います。
7月にはリオ五輪の出場を懸けた世界最終予選が待っています。川淵会長がおっしゃったように「奇跡を起こせ」と言われていますので、何としても奇跡を起こせるように僕らが先頭に立って、必死に戦っていきたいと思います。このユニホームが輝くように、全力を尽くして頑張りますので、応援よろしくお願いします。