【新日本プロレス】 NJC優勝で内藤哲也が言いたい放題!? 「すべてはデスティーノですよ。運命」
NJCで優勝した内藤が二夜明け会見を行った 【スポーツナビ】
NJC初優勝に関してコメントを求められた内藤は「結局さ、IWGPもインターコンチもNEVERも、巻いているチャンピオンが出ていない。丸腰の皆さんでトーナメントをやっただけでしょ? 別にそんな中で勝ったところで、いったいどんな価値があるの」とトーナメント自体を疑問視しており、優勝の喜びは表さなかった。
また優勝者に与えられる権利により、4月10日の東京・両国国技館大会でオカダ・カズチカが持つIWGPヘビー級王座に挑戦することが決まったが、「NJCで優勝しましたけど、大丈夫ですか? メインイベントって書いてありますか?」と2年前の東京ドーム大会でオカダとベルトを争った際、事実上のセミ降格扱いがあったことに対して釘を刺した。
それでも、両国大会まで行われるシリーズで、内藤のユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が、前哨戦をメインイベントで戦っていくことに対し、「このタイミングでタイトルマッチであり、いい転機になりそうな大会が訪れると。すべてはデスティーノですよ。デスティーノ。運命」と、主役に躍り出ることに怪気炎を燃やした。
以下、会見でのコメント。
最大の敵は木谷オーナー!?
NJC優勝に関しては、「いったいどんな価値があるの」と大会自体を疑問詞 【スポーツナビ】
コメントですか? コメント。いやいや、俺はさ、「記者会見があるから、内藤選手、是非来て下さい。お願いします」と言われたから来たんだよ。別に今さら俺、言いたいことないですよ。青森のリング上でマイクを通して言ったし、それ以上のことは別に今、思い浮かばないので。特に言うことはないです。
質疑応答をして質問がなければ、俺は帰ります。オクパード(忙しい)なんで。
――NJC初優勝となりますが、結果に関してと反響は?
結果に関してですか? 「初めて僕は優勝できてうれしいです」と言えばいいですか? まあ結局さ、IWGPもインターコンチもNEVERも、巻いているチャンピオンが出ていない。丸腰の皆さんでトーナメントをやっただけでしょ? 別にそんな中で勝ったところで、いったいどんな価値があるのかと。まあね、NJCと名前はついているけど、実際は毎年4月の両国大会の(IWGPヘビー級王座の)挑戦者決定トーナメントでしかないわけで。実際そのトーナメントに勝ったところで、どれぐらい価値があるのかというのは、今のところ俺は良く分からないですけど。
反響も良く分からないですね。ツイッターぐらいしか見てないですけど。まさにこの、トロフィーに帽子を乗せたツイートには、リツイートがたくさんありましたよ。それが反響なんですかね? いつもの何倍もありましたから。なかなかこんなことやる人、いないですからね。新日本プロレスを応援して下さる皆様が喜んでいただけたんじゃないかなと思います。
――内藤選手は最初、両国大会以外での挑戦を表明していましたが、結果的にはオカダ選手の挑発もあって、4月10日両国大会での挑戦が決定しました。改めて、IWGP王座に挑戦するのは2年振りとなるが?
挑戦することについてですか? 俺は元々新日本に、そのベルトを巻きたくて入ってきたわけで、まあね……。俺はそこに関してはぶれないですよ。
――挑戦は2014年1月の東京ドームでのオカダ選手とのタイトルマッチ以来となります。
いろいろな意味で思い出深いですよ。2年前の東京ドームのオカダ戦は。あの時、俺が手にした挑戦権利証には、「メインイベント」と書いてあったんですけどね。たしかにメインイベントだったかもしれないですけど、実質、セミにさせられたので。
でも今回、このNJCで優勝しましたけど、大丈夫ですか? メインイベントって書いてありますか? 書いてありました?
大丈夫? これ、俺、第3試合とかならないですか? 何か、このNJCの前に、木谷(高明)オーナーの、オカダの「2億円プロジェクト」に対して噛みついてしまったんで、オーナーからの嫌がらせというか。もしかしたら休憩前になってしまうかもしれないですけど。
(NJC)1回戦の大田区総合体育館大会、最前列に木谷オーナーがいたんですよ。俺のその「2億円プロジェクト」に関しての、俺なりの意見を言ってしまったがために、横からすごい殺気を感じたんで。なので、両国はもしかしたら、木谷オーナーの力で、すごいいろいろ邪魔されるかもしれないので、そこは覚悟の上でやりますよ。
まあ両国の敵はIWGPヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカではなくて、その後ろにいる外道でもなくて、さらにその後ろにいる木谷オーナーかなと。一番の敵は木谷オーナーかなと思っているんで、俺は両国国技館は3人を相手にすると思うんで、みなさんの期待を背負ってリングに立ちたいと思います。
できればメインで。
――内藤選手がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで活動されてからは、初めてのシングルマッチとなる。以前の自分とは違うか?
変わりましたよ。コスチュームも変わりましたから。だって某選手が、コスチュームを変えただけで、今までの悩みが吹っ切れた感じになっていましたが。
俺はコスチュームも変えたし、テーマ曲は変わってないけど、立ち位置も変わったけど、決勝で当たった後藤(洋央紀)選手以上に僕は変わっていますよ。
オカダともずいぶんやっていないですからね。タッグでほんのちょっと触った程度なんで、オカダとシングルマッチできるの、すごい楽しみにしていますよ。
でも逆にオカダの方が、俺とシングルマッチできるのが楽しみなんじゃないですか? なんせ、今現在、新日本プロレスの中で、誰と絡んだら面白いかというのは、間違いなくそれは俺ですから。
オカダの下についた後藤にがっかり
時期シリーズで「いい転機になりそう。デスティーノですよ」と怪気炎を燃やす内藤 【スポーツナビ】
まあ今、本隊を見ても、CHAOSを見ても、バレット・クラブを見ても、どこが一番面白いかと見たら、俺たちが一番。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが一番おいしいと思うし、会場でもしっかり存在感を見せている自信があるので、両国でタイトルマッチがあるからというのもあるけど、これが無かったとしても、僕らがメインにいるのは、いたってこれが普通の結果かなと。
しかも両国の前に、尼崎(3月20日、兵庫・ベイコム総合体育館)でEVILが(石井智宏が持つ)ROHのベルトに挑戦すると。もう俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは顔見せは終わったんで。全国をある程度回ったし、EVILという存在も、BUSHIという存在も、俺も含めて、名前を覚えてもらう、顔を覚えてもらう作業は終わったかなと思うので、次の段階に行こうかなと思っていたので、そういう意味でね、今回EVILのタイトルマッチもあるし、俺のタイトルマッチもあるし。
この「Road To INVASION ATTACK」も「INVASION ATTACK」も、何か転機になるんじゃないですか? このタイミングでタイトルマッチであり、いい転機になりそうな大会が訪れると。すべてはデスティーノですよ。デスティーノ。運命。
――次のシリーズではオカダ選手と後藤選手が組みますが?
うーん、そうですね……。俺は後藤選手とは、あまり後藤・内藤組もなかったし、あんまりそこまで接点はなかったですけど、俺ができないようなプロレスをしていますから。だからね、後藤はすごいなという目線で見ていましたけれど、結局、青森での握手によって2月のタイトルマッチで負けたオカダの下に付くと。これからCHAOSに入って、オカダの下で頑張っていくという決断をしたことには、俺はすごくがっかりだし、もうこれからどうやって浮上していくのか分からないですけど、ひとつ注目するポイントがあるとしたら、愛知県体育館(3月19日)でどんな格好で出てくるか。
もしかしたらマスクをかぶって出てくるかもしれない。それこそ“キャプテン・クワナ”で来るかもしれないし、ペイントするのかもしれないし、コスチュームを変えるのかもしれないし、何か分からないけどね。まあオカダの下として、CHAOSの2番手、3番手として、これから頑張ってほしいなと思いますよ。
連日、後藤と当ることに関しては、後藤のお守りは十分してきたので。そこは、どうだろうな……。
あ、いた! パレハ! (と言って、東京スポーツの記者に向かって)東京スポーツさんのパレハに全会場に来てもらって、後藤選手のお守りをしてもらいたいなと思いますので、全戦参戦でお願いします。パレハ、お願いします。移動費は全部自腹でお願いします。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ