王者・山中、前日計量を一発でパス=「減量もスムーズ。最高の調整できた」

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 王者・山中慎介と挑戦者アンセルモ・モレノによるWBC世界バンタム級タイトルマッチ(東京・大田区総合体育館)を翌日に控えた21日、都内ホテルで前日計量が行われた。山中はリミットいっぱいの53.5キロ、モレノは500グラムアンダーの53キロで一発パス。両者はお互いの健闘を誓って握手を交わした。

 山中は減量に関して「本当にスムーズに落ちて、そんなに苦しくなかった。最高の調整ができた」と振り返った。過去最高の挑戦者と言われるモレノに対しては、「キャリアも申し分ないし、実力はあると思う。難しい試合になると思うが、それでも自分は必ず勝つ」ときっぱり。過去、世界戦9戦で7KO勝ちを収めてきたが、「今回の相手はパンチは当てづらいのは分かっている。冷静になって、見極めていき、12Rをすべてポイントを奪えるようにして、その途中でチャンスがあれば(KOを)狙っていきたい」と試合への決意を語った。

 一方、モレノはノーコメントで会場を後にした。

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 セミファイナルの131パウンド契約10回戦に出場する尾川堅一(帝拳)は59.3キロ、デイビ・フリオ・バッサ(コロンビア)は59.2キロと一発でクリアした。尾川は16戦15勝(13KO)1敗で7戦連続KO中。WBC世界スーパーフェザー級12位のバッサは、17戦17勝10KOの実績がある。
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