王者ペットモラコット・ウォーサンプラパイと挑戦者・梅野源治（ＰＨＯＥＮＩＸ）によるルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級タイトルマッチ（４月１９日／ＲＥＢＥＬＳ×ＷＰＭＦ合同興行「ＷＰＭＦ ＪＡＰＡＮ × ＲＥＢＥＬＳ.３５」／ディファ有明）の前日計量が行われた。

　ペットモラコットは５８.７キロ、梅野は５８.９キロでパスした。ムエタイにこだわる梅野がルンピニー挑戦を翌日に控え、「いろんな人の思いがルンピニーのベルトに詰まっているので、一人一人の思いを拳に乗せて、会場に来てくれた人に、何年後も何十年後も、あの試合を見に来て良かったなと思ってもらえるような試合をしたい」と意気込んだ。（情報提供：写真提供：REBELS×WPMF合同興行）

以下は梅野とペットモラコットのコメント

――明日に試合を控えた今の心境は？

梅野　ジムのみんなも協力して練習を付き合ってくれたので、今日まで出来るだけ精一杯頑張ってきたので、あとは自分を信じて普通にやれば勝てると思うので、倒してやろうかなと思ってます。

ペットモラコット　１００パーセント勝ってベルトをタイに持って帰ります。

――初めて会った印象は？

梅野　細いな…と。でも、印象はそのままですね。細くて身長が高い。倒せるんじゃないかな、と。

ペットモラコット　東京初めて来たのでドキドキしてます。

――明日はどんな試合になると思う？

梅野　明日は考えると言っていたけど、スタイルはわからないとは言っているけど、わかっていると思うので、首相撲で圧倒できなくても、パンチやキックは自分の方があると思うので、考えているうちに倒れちゃうんじゃないかなと思います。

ペットモラコット　明日はよく見て、相手のタイプはよくわからないけど、頑張ります。

――ペットモラコット選手、１００％勝てると言っていたが？

ペットモラコット　問題ない。

梅野　（その答を聞いて）ジムの会長に言わされてるんじゃないのかな？ まあ、明日やればわかると思います。

――ペットモラコット選手は首相撲が得意と聞いているが、崩されない自信はあるか？

ペットモラコット　問題ない。

――梅野選手、ペットモラコット選手はサウスポー。対策は？

梅野　してない。オーソドックスの選手と普通にスパーリングしてきた。

――日本開催についての思いを聞かせてほしい。

梅野　タイでやりたかった。こういういい話は日本にはあまり来ないので、いろんな人たちがサポートしてくれたので、今回のタイトル戦までたどり着けたので、明日は誰もやってないことを成し遂げて、サポートしてくれたみんなへ結果を残したいと思ってます。

ペットモラコット　明日の試合を見て下さい。ベルトを持って帰るのは簡単なことじゃないよ。

――梅野選手、ベルトを取ったらどうする？

梅野　タイで防衛戦したい。ランカーとやっていって、ルンピニーだけじゃなくて、ラジャダムナンのタイトルにも挑戦したり、WBCムエタイの防衛もしたい。海外での試合もしたい。日本にだけにこだわらず、いろんな国で試合して、自分の知名度を高めていきたい。

――お互いに激励を。

梅野　激励ですよね？ んー明日、お互いに下がらないで、見てるお客さんが楽しめるように、お互いにぶつけ合っていい試合をしましょう。

ペットモラコット　頑張りましょう。

――ファンに向けて一言。

梅野　明日、僕の仲間だけで３００人来てくれて、僕の試合を見に来てくれる方がたくさんいます。いろんな人の思いがルンピニーのベルトに詰まっているので、一人一人の思いを拳に乗せて、会場に来てくれた人に、何年後も何十年後も、あの試合を見に来て良かったなと思ってもらえるような試合をしたい。僕の思いを１００％ぶつけて試合をするので、楽しみにしていて下さい。

ペットモラコット　明日みなさん応援して下さい。楽しみにして下さい。