「出世の石段」登頂チャレンジ! 23区一高い山へ初詣&エビ中詣

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都心のパワースポット・愛宕神社

 2015年も明けて10日が過ぎましたが、みなさま、初詣には行きましたか?

 僕も遅ればせながら、つい先日行ってまいりました。でも、Doスポーツ担当として、この初詣をどうにかちょっとしたアクティビティに絡められないかと考えていたところ、ありました! ちょうどいい神社が!

 というわけで、やって来たのは東京都港区にある愛宕神社。オフィス街のど真ん中にありながら、たくさんの緑に囲まれた自然豊かな場所に神社はあり、高層ビル群と自然のコントラストがなんとも絶妙なパワースポットです。

傾斜角度40度! 急勾配の86段

出世の石段は86段もあり、傾斜角度はなんと40度!  【スポーツナビDo】

 さて、なぜ愛宕神社へのお参りがちょっとしたアクティビティになるのかと言いますと、愛宕神社がある愛宕山は標高25.7メートル、天然の山としては東京23区内で一番の高さ。そして、その愛宕山の頂上にある境内に行くには、86段もの階段を上らなければいけません。

 86段ってたいしたことないんじゃないの? と侮ることなかれ。この階段、1段1段がとても高いうえに、傾斜角度は約40度! 階段を真下から見上げると、頂上の鳥居が階段に隠れてよく見えません。もはや目の前がすべて階段。それくらいの急勾配なのです。

これが曲垣平九郎が将軍・家光に献上するために折ったという梅の木 【スポーツナビDo】

 しかしながら、この階段は単にキツいだけじゃなく、「出世の石段」と呼ばれており、上ればとってもご利益があるんだとか。なんでも、江戸の三代将軍・家光の命で、当時無名の武士だった曲垣平九郎(まがき・へいくろう)が馬でこの急階段を上り下りし、愛宕山頂上に咲いていた梅の木を献上したところ、平九郎は家光より「日本一の馬術の名人」と絶賛され、その名が一日にして全国にとどろいた――という故事から由来されているそう。
 たしかに、こんな階段を馬で上るのは人間技ではない。でも、徒歩だったらどうにか行けそうだ。そんなわけで、僕が参拝した日もビジネスマンをはじめ、多くの人たちが出世の願いを込めて、汗をかきながらこの「出世の石段」を上っていました。

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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