夢よ再び…珠玉の“オヤジ甲子園” 角、慶彦、駒田ら絶賛の感動作

スポーツナビDo

【(C)2015「アゲイン」製作委員会】

『アゲイン 28年目の甲子園』

 全国の元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指して戦う実在する大会「マスターズ甲子園」を舞台に、かつて忘れようとした夢に再び挑戦する不器用な大人たちの姿を描いた感動作『アゲイン 28年目の甲子園』。

 12月11日に実施されたプロ野球OB選手たちを招待した特別試写会の舞台挨拶に、主演の中井貴一さん、波瑠さん、工藤阿須加さん、柳葉敏郎さん、さらに本作へ出演した角盈男氏(元読売ジャイアンツ・投手)、高橋慶彦氏(元広島東洋カープ・内野手)、キャストに野球指導を行った大石滋昭氏、その他花束ゲストとして豪華プロ野球OB選手たちが登壇、野球愛が溢れるトークに大盛り上がりとなった。

 今回、そのイベントの模様やメイキング映像、プロ野球OB選手たちの絶賛コメントを集めた貴重な映像を解禁する。

今の高校球児が30年後に観ても感動する

【(C)2015「アゲイン」製作委員会】

 今回のイベントでは「この映画を漢字一字で表すとしたら……」というお題にキャスト4名が「繋」(中井さん)、「希」(波瑠さん)、「想」(工藤さん)、「情」(柳葉さん)と名回答。また角氏、高橋氏、大石氏がキャストと掛け合いながら、本作品のエピソード秘話を語った。
 さらに、八木澤荘六氏(元ロッテオリオンズ・投手/元千葉ロッテマリーンズ・監督)、松沼博久氏(元西武ライオンズ・投手)、松沼雅之氏(元西武ライオンズ・投手)、小早川毅彦氏(元広島東洋カープ・内野手)ら豪華プロ野球OB選手たちが花束ゲストとして登壇。八木澤氏が「甲子園は『夢』の一言に尽きます。心の葛藤、ドラマが強く出ていて、中井さんと波瑠さんのやりとりなど素晴らしかった。野球も素人だとは思えないです」と語るなど、本作への野球愛あふれる熱いコメントが送られた。

 また、自身もマスターズ甲子園に出場した経験を持つ駒田徳広氏(元横浜ベイスターズ・内野手/外野手)は「この映画は不変だと思います。今の高校球児が、30年後に観ても感動するはずです。高校球児のために守ってあげてほしい映画です」と語り、中井さんは「野球というものが大きな背景にはなっていますが、人間の“想い”の映画だと思います」と本作を表し、野球経験者もそうでない人も、誰もがいろんな想いを受け取れる映画だという大きな期待感を抱かせている。

今すぐに素振りをしたくなる!?

 今作で中井さんは50歳を過ぎて初めての野球にチャレンジ。8月、39度の猛暑の中を泥まみれになってノックを受けたという。映画の役作り同様、中年の大人たちが本気で野球に取り組み、聖地を目指す映画『アゲイン 28年目の甲子園』。これを見れば、かつて高校球児だった人はきっと、物置の奥にしまったバットを取り出し素振りをしたくなってくるだろう。

 野球を愛するすべてのみなさん、青春の1ページを思い出すDo映画とともに2015年をスタートさせてみてはいかがでしょう? またスポーツナビDoでは年明けにも中井貴一さんにインタビュー予定。そちらもお楽しみに!

 映画『アゲイン 28年目の甲子園』は2015年1月17日(土)より全国公開。


映画「アゲイン 28年目の甲子園」予告編1 (83秒) - YouTube

STORY

かつて熱血高校球児だった坂町だが、今や仕事にも張りはなく、野球とも無縁の生活を送っていた。そんな坂町のもとに、ある日突然、元チームメイトの娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。<マスターズ甲子園>のスタッフとして働く美枝から大会への参加を持ちかけられるが、「今さら」と断る坂町。28年前の高校3年生の夏に起こった事件により甲子園への夢を断たれた坂町は、自らの思いにフタをしたつもりでいた。だが、父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、坂町は離婚した妻が亡くなって以来、絶縁状態の娘・沙奈美とちゃんと向き合うことをせず、ずっと逃げてきたことに気づく。「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。坂町はマスターズ甲子園への参加を決意し、事件のことを知りながらずっと姿を消していた元マネージャー・立原裕子に、一通の手紙を送る。現れた裕子の口から語られたのは、彼が全く知らない真実だった……。

■原作:重松清「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)より
■監督・脚本:大森寿美男
■主題歌:浜田省吾「夢のつづき」(SMEレコーズ)
■出演:中井貴一、波瑠、和久井映見、柳葉敏郎、門脇麦、太賀、工藤阿須加、西岡徳馬 ほか
■製作/「アゲイン」製作委員会
■配給:東映
■(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会
■www.again-movie.jp
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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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