4スタンスで学ぶゴルフの極意 横田真一プロが教えます!

スポーツナビDo

【(C)よしもとアール・アンド・シー】

人の体は4種類に分けられる

廣戸聡一先生が創案した4スタンス理論が今、熱い注目を集めている 【(C)よしもとアール・アンド・シー】

 人間の体は4つのタイプに分けられる、という「4スタンス理論」。近年、スポーツ各界で大きな注目を集めており、スポーツナビDoでも創案者・廣戸聡一先生のインタビュー記事「あなたはイチロー型?マー君型? 人の体は4種類に分けられる」(http://dosports.yahoo.co.jp/column/detail/201408100002-spnavido)を掲載したところ、大きな反響を呼んだ。

 4スタンス理論とは、体の動かし方に関して生まれながらにして決まっている身体特性のことで、それが4種類に分けられる。その4つのタイプを簡単に説明すると、重心がつま先・内側のA1タイプ、つま先・外側のA2タイプ、かかと・内側タイプのB1タイプ、かかと・外側タイプのB2タイプ。人類は例外なくこれらA1、A2、B1、B2の4タイプいずれかに分類することができるというのだ。

4スタンス理論で復活、13年ぶり優勝

4スタンス理論に出会ってから劇的に復調した横田プロ、2010年には13年ぶりのツアー優勝も飾った 【スポーツナビDo】

 この4スタンス理論をゴルフに特化して研究を進めているのが、人気プロゴルファーの横田真一氏だ。プロ3年目の1997年、25歳でANAオープンゴルフトーナメントでツアー初優勝を達成するも、その後、日本ゴルフツアー機構の選手会長としての激務や手首の故障が重なり、2006年にシード落ちを経験。どん底を味わったが、その翌07年に出会ったのが4スタンス理論だった。

「尺骨の手術をする寸前だったんですが、廣戸先生に診断してもらってから、自分はB1タイプだと分かり、“利き指”が人差し指であることも分かった。それでクラブの握り方も変えるようになり、手首への負担が随分と減りました。そのおかげで手術もせずに済んだんです」

横田プロのレッスンスタジオ「YOKOTA GOLF BASE」に行ってきた 【スポーツナビDo】

 4スタンス理論を練習に取り入れてからは徐々に復調。そして2010年、キヤノンオープンで石川遼らを振り切り、実に13年ぶりの復活優勝を遂げた。

 2011年には廣戸先生と横田プロの共著である『あ・うんのゴルフ』(ゴルフダイジェスト社)が、「ゴルフダイジェストアワード」のレッスン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれている。では、実際に4スタンス理論を取り入れたゴルフレッスンとはいかなるものなのか? どれほどの効果があるものなのか? 東京・広尾にある横田プロのレッスンスタジオ「YOKOTA GOLF BASE」を訪ねてみた。

1/2ページ

著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント