写真を撮りたくなる富士山絶景スポット 静岡県編

デサント

【写真提供:デサント】

 世界遺産への登録が決まった富士山。富士山を間近で見られる場所といえば、静岡県と山梨県ですよね。山や湖の多い山梨県と、海側に位置する静岡県では、同じ富士山でもずいぶん違った景観を楽しめるものです。

 今回は、静岡県から見た富士山の絶景スポットを調査。静岡県観光協会に聞きました。

富士山と茶畑

【写真提供:デサント】

 静岡県の特産品である緑茶の畑と富士山は、静岡県を代表する風景の一つ。青と緑の美しいコントラストが楽しめます。通常茶園では、新芽を霜から守るための防霜ファンを設置していることが多いですが、同地区では富士山の景観を守るため未設置。地元の方々が自主的に景観保持に協力しているそうです。ただし、撮影場所の多くは一般農家の敷地にあたるため、撮影の際はむやみに立ち入らないよう気を付けましょう。

撮影時期:5月上旬
撮影場所:富士市大渕地区

桜エビ干しと富士山

【写真提供:デサント】

 日本では駿河湾でしか獲れない桜エビ。漁期にあたる秋と春は、桜エビの天日干しで富士川河川敷がさくら色に染まります。特に、春の漁期は、雪をかぶった富士山をバックに撮影できます。静岡では、春の風物詩となっている風景です。

撮影時期(漁期):10月下旬〜12月下旬、または、3月中旬から6月初旬
撮影場所:富士川河川敷(静岡市清水区蒲原)

薩埵(さった)峠からの富士山

【写真提供:デサント】

 海へ突き出すような形をした薩埵(さった)峠。薩埵(さった)峠からのぞむ富士山の景観は、古くは歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』にも描かれたことがあるほどの絶景です。撮影は通年可能ですが、秋から冬にかけては、みかんなどの果樹と共に撮影できますよ。

撮影時期:10月中旬から12月中旬
撮影場所:静岡市清水区由比〜興津

田貫湖のダイヤモンド富士(表紙写真)

「ダイヤモンド富士」とは、富士山頂に太陽が重なり、ダイヤモンドのように見える現象のこと。田貫湖では1年に2回、富士山頂から昇る朝日によるダイヤモンド富士を見ることができます。運が良ければ、田貫湖に映る逆さ富士で、ダブルダイヤモンドも楽しめるかもしれません。

撮影時期:4月20日、8月20日前後
撮影場所:富士宮市田貫湖(たぬきこ)

御殿場温泉会館からの富士山

【写真提供:デサント】

 静岡の観光といえば「温泉」。静岡には、伊豆や浜名湖をはじめ、さまざまな温泉地があります。中でも、乙女峠に向かう中腹にある御殿場市温泉会館では、湯船につかりながら富士山を鑑賞することができます。お風呂場での撮影はNGですが、温泉会館からはもちろん富士山の眺望を楽しめますよ。

撮影時期:通年
撮影場所:御殿場市

 さまざまな歌人に詠われ、多くの画家に描かれてきた富士山。それは、季節によっていろんな表情を見せる富士山を、みんなが愛してきた証拠なのかもしれませんね。次の週末は、ぜひカメラ片手に静岡県へ出かけてみてはいかがですか?

協力:公益社団法人静岡県観光協会(http://hellonavi.jp/)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント