ダンロップスポーツ株式会社とバボラＶＳ社は、通信機能搭載テニスラケット「バボラプレイ ピュア ドライブ ジャパンリミテッド」を２０１４年９月１日から数量限定で発売する。

　同ラケットは、グリップ部分にセンサーを内蔵。専用のアプリケーション「Ｂａｂｏｌａｔ　Ｐｌａｙ」（Ｇｏｏｇｌｅ　Ｐｌａｙストア及び、ＡＰＰストアにて無償提供）を使って、ストローク、サーブ、スマッシュといった各ショットの内訳などのデータを見ることができる。データは、インターネットを通じて世界中のユーザーと共有が可能で、登録者内での世界ランキングを確認したり、他ユーザーや一流プロと自分の技量を比較したりと幅広く活用できる。

　また、通信機能搭載ラケットとして、世界で初めて国際テニス連盟の公認を取得しており、公式戦での使用も可能だ。今年のウィンブルドン選手権では、アナ・コンジュ選手（クロアチア）が使用し、３回戦に進出。試合を分析し、今後の戦略を練るための有効なアイテムとしての利用が期待できる。価格は７０，０００円（税抜）。

■エリック・バボラ氏（バボラＶＳ社長）のコメント
通信機能搭載ラケットはテニスの歴史に大きな変化をもたらそうとしています。『バボラプレイ ピュア ドライブ』はその始まりです。テニスにおいて、デジタルツールでさまざまな分析をすることは、今後新しい標準になってくるでしょう。近い将来、すべてのラケットが通信機能搭載となるに違いないと、私は確信しています。

■バボラＶＳ社について
１８７５年、フランスでナチュラルストリングメーカーとして創業。１９９４年にラケットの発売を開始し、現在では世界ランキング２位（２０１４年７月１４日現在）のラファエル・ナダル選手を筆頭に、多くの有名選手がバボラのラケット・ストリングなどを使用している。１９９２年、ダンロップスポーツ株式会社と、日本での販売総代理店契約（ウェアを除く）を締結。１９９９年には日本でのラケット販売を始めた。