科学×プロの目で最適ラケットを診断 テニス「ダンロップスイングラボ」

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 緑の芝生に、白いウェア――テニスの聖地で行われるウィンブルドン選手権が開幕しました。日本や海外のトップ選手のプレーを見ていると、「テニスがやりたくなってきた!」と刺激を受ける人もいるのでは?

 スポーツを始めるときも、続けるときも、楽しくて、難しいのが「道具選び」。プロと同じがいい? やっぱり最新モデルがベスト? やる気が起きるし、見た目でしょ?――いろんな選び方がありますが、テニスには“科学的な視点×プロの診断”でオススメラケットを選んでもらえる方法があるんです。

会場には、重さ、大きさなどが違う17〜18本のラケットが用意されている【スポーツナビDo】 【スポーツナビDo】

今年3月から定期開催スタート

 その名は「ダンロップスイングラボ」。テニスやゴルフ用品などの製造・販売をするダンロップスポーツ社の販売子会社、ダンロップスポーツマーケティング社が主催しています。選び方講座で知識を得るのではなく、テニスコートに立って、自分のスイングを同社が認定した“ラケット診断のプロ”スイングドクターに見てもらいながら最適なスイングとラケットを探っていきます。

 具体的には、まずは参加者が普段から使っているラケットのグリップエンドに、セイコーエプソン社と共同開発したデータ計測用の「ダンロップスイングセンサー」をつけ、球出しマシンから出てくるボールをフォアハンドで打ち返します。同じ場所を狙って5球をまずは打ち、「スイングスピード」「スイングの方向」を測定。同時に撮影した動画も併せてチェック。そこからスイングドクターが選んだ4〜5本のラケットを使って、再び打つ、打つ、打つ! ラケットごとに再び5球ずつスイング&データ測定をし、スイングドクターからの分析とスイングのアドバイスを受け、自分に合った1本を提案してもらいます。

 2013年は主にスポーツショップの開催イベントとして全国約170会場で実施、のべ1400人が参加したそう。今年3月からは、スイングドクターの大森豊プロが代表を務める「サンライズテニススクールINテニスランド国立」(東京都国立市)で、月1回の定期開催がスタートしました。

ネットの向こう側にある赤いコーンを“的”にして、1つのラケットにつき5回のスイングをする 【スポーツナビDo】

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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