セレブな外遊びグランピング体験 ゴルフ、ラン、絶品BBQを1日堪能

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総合アウトドアリゾート施設がオープン

 ゴルフ、サイクリング、ランニング、そして米国仕込の本格バーベキューが楽しめる総合アウトドアリゾート施設「OUTDOOR SPORTS PARK」(アウトドアスポーツパーク)が6月13日、埼玉県吉川市にグランドオープンした。

 同施設は、もともとは歴史ある名門ゴルフコースの「越谷ゴルフ倶楽部」。2008年11月から国土交通省が開始した江戸川堤防強化工事に伴い、江戸川沿いにある河川敷コースである越谷ゴルフ倶楽部も大幅リニューアルを行うことからプロジェクトが発足。これにより、ゴルフだけでなく、ランニングやサイクリングを快適にするベースステーションも兼ね備えた“総合アウトドアリゾート”として生まれ変わった。

「越谷ゴルフ倶楽部」が総合アウトドアリゾート施設「OUTDOOR SPORTS PARK」にリニューアル! 【(c)PGMホールディングス】

 新クラブハウスのロッカー、浴室(シャワーのみ)は、ゴルファーのみならず、江戸川沿いの土手を走っているランナーやサイクリストたちがベースステーションとして利用できるように開放(有料)。さらに、カフェレストラン及びカフェテラスも併設されているため、ゴルフプレー後やランニング・サイクリング(レンタルあり)などを楽しんだあとの休憩など、幅広い用途で利用が可能だ。

「グランピング」ってなんだ?

グランピングはクラブハウス屋上で楽しめる 【スポーツナビDo】

 そして、今回のリニューアルにあたって「OUTDOOR SPORTS PARK」最大のポイントとも言えるのが、“グランピング”を楽しめることだ。

 グランピングという聞きなれないこの言葉。これは「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を掛け合わせた造語で、簡単に説明するとそのものズバリ、豪勢なキャンプのこと。必要なテント、バーベキュー機材、食材などはすべて施設が用意してくれるため、手ぶらでOK。しかも、テントといっても自分で組み立てる三角形のアレや寝袋などではなく、しっかりとした造りの中にソファやテーブルなどがあり、さらにはベッド・トイレも完備されているものもあったりと、これはもうちょっとした家である。

グランピングテントの中はこんな感じ、とっても快適だ 【スポーツナビDo】

 そうやって至れり尽くせりの中、優雅なセレブ気分で快適に自然を堪能できる新キャンプスタイルこそが、この“グランピング”だ。キャンプは楽しいけど、用具や機材を準備したり、現地でもいろいろと組み立てたりと結構面倒……でも、キャンプとかバーベキューがしたい! そんなわがままリクエストにグランピングは100点満点で応えてくれているのだ。

 海外ではすでに大人気となっており、ここ日本でも日経トレンディの2014年ヒット予測第3位に「グランピング・ゴルフ」が選出。まさに今、現在進行形で大注目のニューアウトドアスポーツと言えるだろう。

手ぶらでOK! 食材も豪華

施設が用意してくれるお肉、野菜はともに絶品 【スポーツナビDo】

 そのグランピングが、ここ「OUTDOOR SPORTS PARK」で楽しめてしまう。恐縮ながら体験させていただきましたが、これがすごく楽しい! まず、何も準備がいらないというのが素晴らしい。食材はもちろん、肉・野菜を焼くグリル、炭、包丁、クーラーボックスなど、必要と思われるものは全てそろっているから、すぐにバーベキューを始められる。生来の面倒くさがりやの僕としては、これだけで大満足だ。

 また、この日はあいにくの空模様だったものの、グランピングテントが雨を防いでくれるため、不便さはほとんど感じない。もし、通常のテントを張って行うバーベキューだったら、けっこう悲惨なことになっていたと思う。

これがビア・カン・チキン、見た目もインパクト十分だけど味もすごく美味しい! 【スポーツナビDo】

 そして、食材も豪華! アメリカンスモークステーキ(1人前100g)、シュラスコポーク(1人前100g)、旬の野菜盛り合わせなどなど……どれも文句なしに美味しゅうございました。

 本格的アメリカンスタイルをうたっているだけあって、ペラペラの薄いお肉ではなく、ドン!とした塊のお肉がこれでもかとスタンバイ。それが牛、豚、鶏と3種類あるのだけど、中でも面白いのが、半分ほど飲んだビール缶に鶏一羽丸ごと差してから焼く“ビア・カン・チキン”だ。これも米国のバーベキューではポピュラーな料理らしく、なるほど、外はパリパリだけど、缶の中に半分ほど残っていたビールがうまく作用して中はジューシーで柔らかい。初めて食べたが、見た目と同じくらいビックリするほどの美味しさだった。

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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