ミッドタウンの外ヨガが気持ちいい GWは都心の新緑でリフレッシュ

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男性も多数参加、大好評の屋外ヨガ

500名以上も参加するミッドタウン名物の1つとなったミッドパークヨガ 【スポーツナビDo】

 ミッドパークヨガが今年も大好評だ。六本木の東京ミッドタウンで4月25日から“都会の真ん中で、新緑の季節を楽しむ、ゴールデンウィークのイベント”「OPEN THE PRAK」が開催(5月25日まで)。現在、さまざまな催し物が開かれているが、そのなかでもコナミスポーツクラブ協力のもと芝生広場で行われるヨガが人気を博している。ミッドパークヨガは2009年からスタートし、今回で11回目。芝生広場が最も気持ちいい春、秋の年2回開催されており、今ではすっかり東京ミッドタウン名物の1つとなった。

家族連れや男性の参加も多いのがミッドパークヨガの特徴だ 【スポーツナビDo】

「芝生広場の有効活用を目的に、みなさん誰もが楽しめるイベントをと思いミッドパークヨガを企画しました。始めた当初は150〜200名ぐらいの参加でしたが、だんだんと東京ミッドタウンでヨガをやっているという認知度が広まり、900名以上もの方が集まったこともあります。東京ミッドタウンの芝生とヨガの相性はいいと思いますね」

 そう説明してくれたのは、東京ミッドタウンのPR担当マネージャー・金子智美さん。無料であり、また定員は500名という大人数で行われるイベントだから、当然初心者も多い。さらに、この気軽さ、敷居の低さから「男性の参加者が比較的多いです」とのこと。取材した4月29日は祝日ということもあり、受付開始の午前9時にはすでに長蛇の列。最終的には定員を超える641人がレッスンに参加したが、金子さんが言うように男性の参加者も多数見られた。

 また、小さい子どもをつれたファミリーの姿もあり、パパ・ママといっしょに見よう見まねで懸命にポーズを取るちびっ子たちや、一方ではヨガそっちのけで広い芝生を走り回ったりと、ちょっとしたピクニック気分でも参加できる。

地球のエネルギーを体いっぱいで

「地球からエネルギーを取り入れられることが一番」と外ヨガの魅力を語るアンジェラ先生 【スポーツナビDo】

 このミッドパークヨガは、開催日ごとに講師が替わり、取材日の担当講師はアンジェラ・磨紀・バーノンさん。プロサーファーでもあり、ハワイ在住でもあるだけに、屋外でヨガをすることは日常のひとコマとのことだが、東京の、しかも大都会のど真ん中で500名以上の大所帯でヨガをすることは、アンジェラ先生にとってもすごく新鮮な体験だったようだ。

「日本でこれだけ多くの人と外でヨガをするのは初めてでしたが、とっても気持ち良かったです。日本ではなかなかできないことですけど、気持ちいい中でみんなといっしょにヨガをすることができて本当に良かった」

 そして、“外ヨガ”の一番素晴らしい点と言えば、「エネルギーを取り入れられること」とアンジェラ先生は言う。
「風を体で感じたり、鳥の声を聞いたり、大地のエネルギーを取り入れることができます。普段だと感じられない地球のエネルギーを、体いっぱいで取り入れてほしいですね」

大所帯でのヨガとなったが、アンジェラ先生はできるだけ多くの人に手取り足取り指導していた 【スポーツナビDo】

 また、午前9時半から行われる“朝ヨガ”でもあるため、元気が出るポーズを多く取り入れたという。
「朝から今日1日が元気で過ごせるように、胸を開くポーズを多くしました。気持ちは姿勢に出るもので、嫌なことがあったり落ち込んでしまうと、どうしても下を向いて背筋も丸まってしまいます。でも、生き生きしている人は姿勢がいいでしょう? ですから、こうして背筋を伸ばして胸を開くと元気が出るんです」

 アンジェラ先生が言うように、背中を丸めて下を向いているよりも、背筋をピンと伸ばして胸を張っていた方が何だってできそうな気分になる。実際、ヨガに参加された人はみんな、レッスン後には素敵な笑顔で笑い合っていたし、このミッドパークヨガに初めて参加したという男性は「室内と違って、開放感が最高に気持ち良かったですね。1日が気持ちよく過ごせそうです!」と満面の笑みで話してくれました。

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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