理想のボディラインのために 了徳寺大学「女子トレ部」 第2回
【t.SAKUMA】
私も含めてシャイなメンバーが多い(気がする)ので、まずは距離を縮めようとシンプルでわかりやすいベンチプレスからスタート。お互いのフォームをしっかりと見ることができるのも合同練習の良さであり、良い経験になります。
シャンプーのいい香りで癒されたり…
【IRONMAN】
2種目目は、インクラインダンベルベンチプレス。女子にとっての胸トレのイメージや、なぜ上半身の角度を変えるのか?という点を言葉に出してもらってからスタートしました。フォームの確認をしながらの丁寧なトレーニングにじわじわとテンションが上がり、初めての重さ=MAXにチャレンジする雰囲気の中、「できるかな?」と不安気ながらも積極的に挑戦する姿がカワイイ。頼り過ぎは良くないけれど、補助してくれる人がいる時こそチャレンジができる良い機会。
でも補助をされるのってふんばっている顔を見られるのでは?と女子的には少し恥ずかしいんです。なので、いろいろな意味で女子同士という点は安心♪ シャンプーのいい香りで補助する私も癒されたり…(笑)。
静まり返った中「いける! 頑張れ!」の声
「忘れないうちに…」と、すかさず重さを変え次のセットへと自発的に動く彼女。素敵だな…。初めての合同練習に初めての重さ。思えば私も12kgの黒いダンベルに憧れた時期がありました。トレーニングを始めたころの私は、重さに耐えることができずにあごにバーが直撃してショックを受けたことも…。その後はひたすらベンチプレスを繰り返す1年で、続けていくうちに体重×1.2倍を上げらげられるようになりました。
「全身を使う」という感覚を大切に
【IRONMAN】
重さを扱ったときに初めて分かることはとても多く、そこから自分の理想のカラダに合わせたトレーニングには何が必要かを見極めていくことができると思います。
それぞれの目標に向かって、この先、私自身も彼女たちもどんなふうに体も変えていけるのか楽しみです。「出稽古もいいな…。どんどん部員が増えればいいな…。」なんて希望も夢もいっぱいで、みんなの表情を思い出しては、しばらくニヤニヤが止まらない帰路でした。