<国内男子ゴルフ>プロゴルファーたちが今年も「~子どもたちへの贈り物~」を完遂

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【©THE TOURNAMENT for the FUTURE 2025~子どもたちへの贈り物~】

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半袖でのゴルフ日和に恵まれた3月22日。プロとジュニアがラウンドしながら順位を競う「THE TOURNAMENT for the FUTURE 2025~子どもたちへの贈り物~」が、茨城県稲敷市のJGMセベバレステロスゴルフクラブで行われ、プロ10年目の伊藤有志(いとう・ゆうし)が大会初Vを達成。

またジュニアの部は、この春に中学進学を控えた中多一翔(なかた・かずと)さんが優勝を飾った。

【伊藤と中多さん(前列左から)が優勝しました!】

いずれもドラマチックな結末となった。

プロの部は、一時4人が首位に並ぶ大混戦で、伊藤が最終18番パー5でピン右に2オン成功。
イーグルトライを沈めて5アンダーの「67」。
2位に2打差をつけ、V賞金200万円と、サトウのごはん1年分を獲得し、「このメンバーの中で初優勝できたのは、本当に自信になる」と、喜んだ。

3回目の出場で、過去2回の成績はいずれも13位。
最下位に近い位置から今年は一気に急上昇を果たして、「こんなに仕上がっていていいのかな、というくらい、いまゴルフの状態がすごく良い」と、今オフの順調な調整ぶりをアピールした。

今季、主戦場のチャレンジトーナメント「ACNツアー」は、来月2日ー4日の「Novil Cup(Jクラシックゴルフクラブ ・徳島県)」で開幕する。
「今年は複数回優勝が目標です。来季のレギュラー昇格を目指します」と、気合が入った。

そして、ジュニアの部も最後まで3人が首位でもつれるなど、「レベルの高さにびっくりします。うますぎて、僕たちプロが危機感を覚えるくらい」(伊藤)と、プロも唸るほどハイレベルな展開の末に、中多さんが最終ホールのバーディで決着。
「今年も開催して本当によかった」と、勝者以上に喜びをかみしめたのは、本大会の“発起人”だった。

プロとラウンドしながら真剣勝負をすることで、プロゴルファーへの夢と憧れを高めてほしい、と中西直人(なかにし・なおと)が2022年に立ち上げた。
中西の熱い思いに応えて、今年は昨季賞金2位の平田憲聖(ひらた・けんせい)をはじめ、14人ものトッププロが参加(下記成績表一覧⛳)。

平田と、片岡尚之(かたおか・なおゆき)と同組になった中多さんも、「ラウンド中に練習法などを聞いて、とても勉強になりました」とプロとのラウンドで、大いに刺激を受けてくれたようだ。

「選手のみなさん、本当にありがとうございます」と、今年も中西は表彰式で感無量。
また、12社もの協賛社のサポートと共に、今年もクラウドファンディングでたくさんのご支援を受けた。

「こちらにおられる方々一人でも欠けていれば、大会は開催できませんでした」と、改めて謝意を述べ「いつかこの大会を、ツアートーナメントにするのが夢です。引き続きご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願いします」と、頭を下げた。
⛳プロの部成績
優勝 伊藤有志(5アンダー)
2位 岡田晃平(3アンダー)
3位 竹安俊也、片岡尚之(2アンダー)
5位 中西直人、鍋谷太一、平田憲聖(1アンダー)
8位 金子駆大(E)
9位 平本世中、幡地隆寛(1オーバー)
11位 勝俣陵(2オーバー)
12位 小木曽喬(3オーバー)
13位 竹山昂成(5オーバー)
14位 塩見好輝(6オーバー)

⛳ジュニアの部成績
優勝 中多一翔(1アンダー)
2位 稲葉輝海、福井誠ノ介(E)
4位 広橋璃人(2オーバー)
5位 小筆一颯、中嶋璃陽(4オーバー)
7位 道上稀唯(5オーバー)
8位 伊藤朔(8オーバー)
9位 高瀬莉空(10オーバー)
10位 安藤すみれ、佐々木翔大(11オーバー)
12位 細野大和、坂下敬人(13オーバー)
14位 山田空(19オーバー)
(※敬省略)

【今年も無事、贈り物ができました。来年もまた頑張ります】

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