【スノーボード】世界選手権大会で日本女子が2位と3位を獲得!!FISスロープスタイル・世界選手権 エンガディン(スイス)

チーム・協会
 スノーボードの世界選手権大会は現地時間3月21日、スイスのエンガディンでFISスロープスタイル・世界選手権の決勝が行われました。女子では村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が2位、岩渕 麗楽(BURTON)が3位を獲得しました。

左)2位入賞した村瀬心椛と 右)3位入賞した岩渕麗楽。中央)1位 Zoi Sadowski Synnott 【全日本スキー連盟】

 女子決勝には村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、深田 茉莉(YAMAZEN)、岩渕 麗楽(BURTON)、鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)の4名が出場。
 村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)は1本目に自身の演技を最後まで決め、87.02ポイントで暫定1位に。2本目に演技難易度を高めたランを披露するが、ジャンプセクションで転倒してしまい1本目の87.02ポイントが採用される。そして最終滑走者のZoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)が女子唯一の90ポイントを叩き出し逆転での優勝となり、村瀬は2位で今大会を終えました。。
 岩渕 麗楽(BURTON)は1本目に自身のランを決め切り、2本目にもさらに得点を伸ばすことに成功。そして2本目の得点が採用され、83.55ポイントで3位を獲得しました。
 深田 茉莉(YAMAZEN)は2本目に演技難易度を高めたランを成功するが、僅か1.4ポイント足りず4位でフィニッシュとなりました。鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)は2本目に自身のランを成功させるも、得点を伸ばせず最終順位は8位となりました。

Zoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)の優勝を決めた演技内容
1stセクション:CAB270オン270オフ (7.56)
2ndセクション:フロントサイドボードスライド450オフ(7.22)
3rdセクション:SWB900(2回転半)ウェドル(6.80)
4thセクション:FS1080(3回転)ウェドル(7.56)
5thセクション:BS1260(3回転半)メラン(7.99)
6thセクション:CABアンダー540(1回転半)インディ(7.14)
7thセクション:バックサイドテールスライド270オフ(6.33)
セクションポイント:50.60ポイント
構成ポイント:39.55ポイント
合計90.15ポイント

村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)の2位獲得した演技内容
1stセクション:FS270オン (7.48)
2ndセクション:フロントサイドボードスライド450オフ(7.77)
3rdセクション:CAB900(2回転半)インディ(7.26)
4thセクション:FS1080(3回転)インディ(7.52)
5thセクション:BS1080(3回転)ウェドル(7.56)
6thセクション:バックフリップ(1回転)メラン(5.48)
7thセクション:フロントリップスライド270オフ(6.29)
セクションポイント:49.36ポイント
構成ポイント:37.66ポイント
合計87.02ポイント

岩渕 麗楽(BURTON)の3位獲得した演技内容
1stセクション:CAB270オン270オフ (7.35)
2ndセクション:フロントサイドリップスライド450オフ(7.56)
3rdセクション:CABダブル900(2回転半)インディ(7.01)
4thセクション:BS1080(3回転)ウェドル(7.43)
5thセクション:FS1080(3回転)ステルマスキー(7.14)
6thセクション:クリップラー(1回転)インディ(5.10)
7thセクション:フロンサイドボードスライド270オフ(5.65)
セクションポイント:47.24ポイント
構成ポイント:36.31ポイント
合計83.55ポイント

女子決勝の得点 【FIS国際スキー連盟】

 男子では長谷川 帝勝(STANCER)、木俣 椋真 (YAMAZEN)が決勝に出場。
 木俣 椋真 (YAMAZEN)と長谷川 帝勝(STANCER)は共にジャンプセクションでのミスがあり、自身の演技を決めることができずに今大会を終えました。木俣 椋真 (YAMAZEN)は9位、長谷川 帝勝(STANCER)は13位でフィニッシュとなりました。

男子決勝の得点 【FIS国際スキー連盟】

 次戦は3月25日からの世界選手権・ビッグエア種目が行われます。今季のワールドカップではビッグエア種目で大活躍をした日本代表チーム。ビッグエア種目ではどのような戦いが繰り広げされるのか。今後の戦いからも目が離せません。皆さんの応援を心よりお願い申し上げます!

男子最終リザルト
9th KIMATA Ryoma
13th HASEGAWA Taiga
21st OGIWARA Hiroto
27th KIMURA Kira
31st MIYAMURA Yuto

女子最終リザルト
2nd MURASE Kokomo
3rd IWABUCHI Reira
4th FUKADA Mari
8th SUZUKI Momo
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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