前田&旗手弾もグラスゴー・ダービーで敗れる|セルティックFC
レンジャーズに2-3で敗れる
セルティック・パーク、グラスゴー
セルティック 2-3 レンジャーズ
(前田 49’ 旗手 74’)
スコティッシュ・プレミアシップ第30節、首位を走るセルティックはホームで2位レンジャーズと対戦。両者の勝ち点差は16も離れている状況ではあるが、最大のライバルとのグラスゴー・ダービーであることは代わりなし。ロジャーズ監督は前田や旗手など、負傷離脱中の主将マクレガーを除くベストの11人を選出し、この試合に挑んだ。
しかし4分、レンジャーズが先制する。左サイドのコーナーキックからニコラス・ラスキンがニアサイドでヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らす。
追いつきたいセルティックは、キューンのパスから旗手のダイレクトミドルシュートなど積極的に攻めるが、ゴールは遠い。
すると37分にディオマンデにゴールを許し、0-2で前半を終える。
ハーフタイムにキューンに代えてイダを投入したチームは試合再開から5分後にスコアを動かす。旗手のインターセプトを起点に右サイドを攻めると、ジョタのセンターリングに前田がヘディングで合わせ1-2。チームは反撃の狼煙を上げる。
すると74分だった。右サイドでマッコーワンがボールを持つと、2列目から裏へ抜けた旗手へスルーパス。日本代表MFはダイレクトでボールをファーサイドに流し込む鮮やかなシュートで、スコアを振り出しに戻す。
しかし終了間際の88分だった。5分前にピッチに投入されたレンジャーズのイガマネが、ゴールキックから得たボールをそのままペナルティーエリアまで持ち運び、強烈なシュート。守護神シュマイケルが伸ばした手の届かない絶妙な位置にシュートを打ち込まれ、レンジャーズがこの日3点目。結局このゴールが決勝点となり、チームは2-3で敗れた。
代表ウィークを前に後味の悪い敗北を喫してしまったセルティックだが、リーグ順位は変わらず。2位レンジャーズに勝ち点13差で首位を独走している。
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