3月16日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日第2回戦は、0対3で福岡ソフトバンクが敗れた。

　福岡ソフトバンクの先発は、一軍で開幕ローテ入りを狙う東浜巨投手。初回に安打と失策で無死1、2塁のピンチを背負うと、2死から福元悠真選手に適時打を浴び、1点を失う。しかしその後は立ち直り、危なげない投球で3塁を踏ませない。4回表は3者凡退に打ち取るなど、5.1回86球4安打5奪三振1四球1失点（自責点0）でマウンドを降りた。

　6回途中から登板した板東湧梧投手は、7回まで完ぺきな投球を披露するも、8回表に2安打で1死1、2塁のピンチを招き、加藤竜馬選手の三塁線を破る適時二塁打で2失点。スコアは0対3となった。

　一方の打線は5回裏、先頭の藤野恵音選手が二塁打、西尾歩真選手の内野安打、中村晃選手の四球で2死満塁の好機をつくったが、今宮健太選手が倒れて無得点。6回裏には佐藤直樹選手、重松凱人選手の安打で1死1、2塁の好機をつくるも、併殺でこの好機を逸した。8回裏には1死からイヒネイツア選手が右中間への三塁打を放ったが、後続が連続三振に倒れまたもや得点できず。

　9回裏にも2死から庄子雄大選手と西尾歩真選手の連打で1、2塁の好機を演出するも、代打・佐藤航太選手が三振に打ち取られ、無得点のまま試合終了。相手を上回る10安打を放つも再三の好機を生かせず。2試合連続の完封負けを喫した。佐藤直選手、庄子選手、西尾選手は2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
中 １００００００２０ ３
ソ ０００００００００ ０

中 ○メヒア-松葉貴大-マルテ-s岩嵜翔
ソ ●東浜巨-板東湧梧-濵口遥大

文・太田達己