3月16日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのオープン戦は、8対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、1死2、3塁から吉田賢吾選手の犠飛で1点を先制。2回表には、伏見寅威選手、上川畑大悟選手、水野達稀選手の3連打で好機をつくると、矢澤選手に2点適時打が生まれる。3回表にも伏見選手の2点適時打で5点目を挙げた。

　先発の伊藤大海投手は2回、3回を3者凡退で切るなど、4回までを2安打に抑える。5回裏は連打と四球で無死満塁のピンチを迎えるも、後続を3人で絶ち、5回89球4安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　6回表に代打・水谷瞬選手の適時二塁打で1点を追加すると、その裏のマウンドに上がった松岡洸希投手は、1イニングをわずか9球で抑える好投を披露する。ところが、7回裏は清宮虎多朗投手が谷川原健太選手、牧原大成選手の連続適時打で2点を失い、代わってマウンドに上がった生田目翼投手も柳町達選手に適時打を許し、スコアは6対3に。

　それでも8回裏は、山本拓実投手が無失点でつなぐと、9回表には万波中正選手にオープン戦2号2ランが生まれ、再びリードを広げる。9回裏は齋藤友貴哉投手が締め、8対3で試合終了。北海道日本ハムは、矢澤選手が2安打2打点2盗塁、伏見選手も2安打2打点をマークするなど、計13安打8得点で勝利した。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発の上沢直之投手が5回85球9安打1四球5奪三振5失点と振るわず。打線は谷川原選手が2安打1打点をマークするなど、計11安打を放ちながらも、7回裏の3得点にとどまった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １２２００１００２ ８
ソ ００００００３００ ３

日 ○伊藤大海-松岡洸希‐清宮虎多朗‐生田目翼‐山本拓実‐齋藤友貴哉
ソ ●上沢直之-岩井俊介‐津森宥紀‐ヘルナンデス‐木村光-岩崎峻典

文・薗田陽和