【スキー】若月隼太ら3名が今季最後の参戦!アルペンスキーW杯・ハーフィル/ノルウェー
【スキー】若月隼太ら3名が今季最後の参戦!アルペンスキーW杯・ハーフィル/ノルウェー
「SNOW JAPAN」日本チームは、ファーイーストカップ(FEC)出場で、FISポンイト更新を優先したため、2日のスラローム(SL)も含め欠場しました。
世界選手権前、GS第6戦シュラトミングが終わった時点では、昨季20位の加藤聖五選手(野沢温泉SC)のW杯ポイントが、W杯スターティングリスト(WCSL)60位以内に残っていて、クラニスカゴラまでは、国枠と昨季FEC総合チャンピオン片山龍馬(東海大学)選手とGSチャンピオン佐藤慎太郎(置環)選手の個人出場権を含め4人出場できました。
しかし、クラニスカゴラ終了時点で加藤聖五選手のWCSLは61位に後退し、出場枠が一つ消滅。
国枠での出場枠「1」をかけて、12、13日のノルウェーでのECで若月隼太(ホテルロッソ・スキークラブ)選手との間で「チーム内予選」を行いました。
12日は若月選手22位、加藤選手27位、13日は若月選手1本目途中棄権、加藤選手36位で、若月選手が上位の成績を収めたため、W杯GS第8戦ハーフィルは若月隼太選手が出場します。
若月隼太選手自身、今季最後のW杯で2本目進出、W杯で初の順位獲得なるか、注目です。
兄の陽平選手は、シーズン開幕当初から足首の怪我で「出遅れた」シーズンとなり、今季W杯出場はマドンナ、アデルボーデンに続き今回で3戦目。そして自身今季最後のW杯となります。
昨季もW杯での順位獲得はならなかっただけに、2季連続での「成績なし」はなんとしても避けたいところです。
自身7戦目となるハーフィルSLが今季最後のW杯となりますが、世界トップシーンデビューを果たした今シーズン、締めくくりとなるレース内容を期待します。
なお、ハーフィルのW杯の後、19、20日にEC SL2戦、22、23日にEC技術系ファイナルGS、SLが開催されるため、日本チームはそこまで出場して今シーズンを終える予定です。
文:田中慎一郎
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