殴られる覚悟はできていた。西武の30歳育成、黒木投手。元同僚への内角球でデッドボール。仲良く写真に納まり解決。対外試合3試合計3イニング連続無失点
【これはnoteに投稿されたセイノさんによる記事です。】
狙って投げたわけではない。それでも内角球が相手打者にぶつかってしまうことがある。あの時も殴られる覚悟があった。それでも仲良く写真に納まり無事解決。西武の30歳育成、黒木優太投手のことだ。対外試合3試合に投げ、計3イニング無失点と結果を残している。懸案だった「死球問題」も解決し、支配下登録に向けてアピールが続く。
黒木投手はプロ9年目の右腕。神奈川の橘学苑時代には甲子園出場がなく、東都2部リーグの立正大に進んだが、在学中の1部昇格はかなわなかった。それでも大学通算16勝をマーク。2016年のドラフト会議でオリックスから2位指名を受けて入団した。
2017年のルーキーイヤーに、黒木投手は55試合に登板。6勝25ホールドを挙げた。翌年も39試合に登板したが、2019年に右ひじ手術、2021年に右肩の違和感で3シーズン1軍での登板がなかった。
2022年に1軍で22試合に登板。防御率2.36の好成績を残し復活した。翌年は先発に挑戦したものの、結果を残せず、日本ハムへトレードに出された。相手は吉田輝星投手。秋田・金足農で甲子園準Ⅴに輝きドラフト1位で期待された投手だ。
昨年、日本ハムでは1軍で2試合の登板しかなかった。シーズンオフに戦力外通告を受けたが、西武に育成選手として入った。
今年のオープン戦。3月5日、古巣の日本ハムとの試合では、元同僚のレイエス選手への内角球が右手首への死球となった。そのままベンチに下がるレイエス選手。翌日、黒木投手はレイエス選手へ謝罪に行った。殴られる覚悟はできていた。
しかし、おとがめなし。それどころか、レイエス選手は笑顔で迎えてくれて、「全然気にすんな。次の対戦も楽しみにしている」と言ってくれたそうだ。レイエス選手は黒木投手との2ショット写真をSNSにアップするほどだった。
「死球問題」を解決した黒木投手。9日の楽天戦では、四回に2番手として登板。ドラフト1位ルーキーの宗山塁選手を得意のカーブで空振り三振に仕留める。さらに3番の辰己涼介選手と4番浅村栄斗選手を、それぞれレフトフライに打ち取って三者凡退に抑えた。
これで黒木投手は今季の対外試合に3試合投げ、計3イニング連続無失点と好投を続けている。このままいけば支配下登録を勝ちえて、開幕1軍も現実味を帯びてくる。
元同僚への「死球問題」も解決。支配下登録に向けて、黒木投手のさらなる活躍に期待したい。
黒木投手はプロ9年目の右腕。神奈川の橘学苑時代には甲子園出場がなく、東都2部リーグの立正大に進んだが、在学中の1部昇格はかなわなかった。それでも大学通算16勝をマーク。2016年のドラフト会議でオリックスから2位指名を受けて入団した。
2017年のルーキーイヤーに、黒木投手は55試合に登板。6勝25ホールドを挙げた。翌年も39試合に登板したが、2019年に右ひじ手術、2021年に右肩の違和感で3シーズン1軍での登板がなかった。
2022年に1軍で22試合に登板。防御率2.36の好成績を残し復活した。翌年は先発に挑戦したものの、結果を残せず、日本ハムへトレードに出された。相手は吉田輝星投手。秋田・金足農で甲子園準Ⅴに輝きドラフト1位で期待された投手だ。
昨年、日本ハムでは1軍で2試合の登板しかなかった。シーズンオフに戦力外通告を受けたが、西武に育成選手として入った。
今年のオープン戦。3月5日、古巣の日本ハムとの試合では、元同僚のレイエス選手への内角球が右手首への死球となった。そのままベンチに下がるレイエス選手。翌日、黒木投手はレイエス選手へ謝罪に行った。殴られる覚悟はできていた。
しかし、おとがめなし。それどころか、レイエス選手は笑顔で迎えてくれて、「全然気にすんな。次の対戦も楽しみにしている」と言ってくれたそうだ。レイエス選手は黒木投手との2ショット写真をSNSにアップするほどだった。
「死球問題」を解決した黒木投手。9日の楽天戦では、四回に2番手として登板。ドラフト1位ルーキーの宗山塁選手を得意のカーブで空振り三振に仕留める。さらに3番の辰己涼介選手と4番浅村栄斗選手を、それぞれレフトフライに打ち取って三者凡退に抑えた。
これで黒木投手は今季の対外試合に3試合投げ、計3イニング連続無失点と好投を続けている。このままいけば支配下登録を勝ちえて、開幕1軍も現実味を帯びてくる。
元同僚への「死球問題」も解決。支配下登録に向けて、黒木投手のさらなる活躍に期待したい。
見出し画像:マユチェル
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