ボートレース蒲郡（ナイター）のオールレディース「ラグーナテンボス杯争奪　ALガマの女王決定戦」（3月5日～10日開催）は9日、準優の5日目が終了。10日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜蒲郡 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 平高　奈菜（愛媛・香川）1コース1着82%
2枠 田口　節子（岡山・岡山）2コース1着47%
3枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）3コース1着31%
4枠 豊田　　結（静岡・静岡）4コース1着14%
5枠 長嶋　万記（静岡・静岡）5コース1着9%
6枠 三浦　永理（静岡・静岡）6コース1着7%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（昨年11月～）

　予選トップ通過の平高奈菜（愛媛出身・香川支部37歳）【写真下】が準優で1コース逃げを決めてポールポジションを獲得。前節の浜名湖PG1スピードクイーンメモリアルに続く2節連続Vへ王手をかけた。

　平高は今期1コースで22戦18勝の1着率82％という充実ぶり。現在1コース6連勝中で、今節は3回あった1号艇でいずれもきっちり逃げ切っている。優勝戦でも盤石の逃走を見せるのか。

　2号艇は田口節子（岡山出身・岡山支部44歳）【冒頭の写真】だ。今期2コースで17戦8勝の1着率47％という圧巻の成績。今節初日ドリーム戦で2コース差しを決めたのも記憶に新しい。

　1号艇・平高、2号艇・田口といえば誰もが思い出すレースが2つあるだろう。2021年の福岡クイーンズクライマックス優勝戦と2022年の住之江クイーンズクライマックス優勝だ。2021年は田口が2コースまくり、2022年は田口が2コース差しでいずれも平高を破り、史上初のクイーンズクライマックス2連覇を達成している。2人が優勝戦1･2号艇で対戦するのは今回が3回目。平高が雪辱を果たすのか、田口が三たび平高を破るのか、目が離せない大一番だ。

　そのほかにも3号艇には地元期待の宇野弥生、4号艇にはデビュー初Vを狙う豊田結、5･6号艇には静岡91期コンビの長嶋万記と三浦永理など好メンバーがそろった。誰が絡んでも不思議ではない。

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