【スキー】安藤麻、今シーズン最後のW杯に挑む!アルペンスキーW杯女子スラローム第9戦
日本チームからはただひとり、安藤麻が出場
「SNOW JAPAN」日本チームは安藤麻(日清医療食品)選手と前田知沙樹(株式会社村瀬組)選手が出場、36番スタートの安藤選手が30位で今季日本チーム初のW杯ポイントを獲得しました。
安藤選手は昨年1月1日の練習で負った左足首骨折の影響で、今季のW杯参戦は昨年末12月29日のSL第4戦センメリングからでした。
前田知沙樹、渡邉愛蓮選手の次、日本選手しんがり58番スタートでの「W杯復帰」はコース前半でコースアウト。
年明けのクラニスカ・ゴラは2本目進出まで0.34秒足らずの38位、フラッハウの第6戦は1本目23位で今季初のクオリファイなるも、2本目前半でポールに入りきれずコースアウトと、もどかしいレースが続きました。
しかし、ザールバッハ世界選手権前の韓国でのファーイーストカップで3連勝してFISポイントを更
新、47番スタートの世界選手権24位に続き、そのポイントが反映されたセストリエールで36番スタートから30位と結果を残したのでした。
これで、W杯スターティングリストも59位と60位以内に再び戻って、日本チームとしての出場枠を一つ増やしました。
安藤麻選手、自身今季最後のW杯となるオーレは2021年に28位、2023年に23位となっているゲンのいい会場で、世界選手権含め、3戦連続での順位獲得を期待します。
今季の最大目標、W杯での順位獲得はなりませんでしたが、来季につながる足固めはこれ以上ないほどに出来上がりました。FEC総合とSLチャンピオンとなった渡邉愛蓮選手と共に、来季のW杯での順位獲得、そしてミラノ・コルティナオリンピック出場への期待が高まります。
文:田中慎一郎
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ