無敗の三冠馬の名を冠した皐月賞トライアル。ここで上位３着までに入り、春の一冠目へ駒を進めるのはどの馬か。
　出走予定14頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬（3月6日19時20分時点）をご紹介！
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・ミュージアムマイル（牡３＝栗東・高柳大輔厩舎）6333pt
GI朝日杯フューチュリティSの2着馬。1800mの未勝利戦、2000mの黄菊賞を勝っており、今回の距離延長はむしろプラス材料か。ここを制し、皐月賞は主役の1頭として迎えたい。

・ヴィンセンシオ（牡3＝美浦・森一誠厩舎）4108pt
デビューから2戦2勝。前走の葉牡丹賞はハナ差の勝利ながらレコードで駆け抜けた。牡馬クラシック戦線に新星登場なるか。祖母は名牝シーザリオ。

・ジュタ（牡3＝栗東・矢作芳人厩舎）3793pt
2022年セレクトセール3億2000万円の高額馬。年末のGIホープフルステークスでは8番人気ながら4着。年明けの若駒ステークスを快勝し、ここも上位を狙う。

・ナグルファル（牡3＝栗東・杉山晴紀厩舎）3486pt
新馬、エリカ賞と2000mのレースで2戦2勝。前走は4馬身差で圧勝と強い競馬を見せており、重賞のこの相手でも楽しみの方が大きい。

・ファウストラーゼン（牡3＝栗東・西村真幸厩舎）1845pt
未勝利戦が6番人気での勝ち上がり。そして、前走のGIホープフルステークスではブービー17番人気ながら3着の奮闘だった。今回も侮れない1頭だ。

　4歳以上牝馬限定のハンデレース。過去5年、1番人気は勝っておらず、2022年は3連単173万円の超大穴が飛び出した。今年も波乱のレースとなるか。
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・クリスマスパレード（牝4＝美浦・加藤士津八厩舎）3741pt
昨年はGI秋華賞5着の後、年明けのGIII中山金杯では牡馬相手でも4着。今が伸び盛りで牝馬相手のここなら力上位の1頭。トップハンデ56キロを克服したい。

・シンティレーション（牝6＝美浦・池上昌和厩舎）2511pt
もともと相手なりに安定した成績を残していたが、昨年はGII府中牝馬Sで2着、そして年明けの前走GIII小倉牝馬Sでは6歳にして重賞初Vを達成。遅咲きの牝馬がここでも魅せるか。

・ミアネーロ（牝4＝美浦・林徹厩舎）2507pt
重賞ではGIIIフラワーカップ1着、GII紫苑ステークス2着の実績。前走のGIIIターコイズステークスは1番人気を裏切る8着だったが、距離が微妙に短かったか。千八で反撃を。

（文・森永淳洋）