【BOATRACE】尼崎センプルカップ 昨年の当地SG覇者・土屋智則が得点率19位から脱出へ 

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 ボートレース尼崎の「G1尼崎センプルカップ開設72周年記念」(優勝賞金1200万円)は5日、予選の3日目を終了。安定板が外れ、ほぼ静水面で開催され、逃げが9本、まくり差し2本、道中抜き1本と1コース天国。この流れは予選ラストの4日目も続きそうだ。

 そんな中、渡邉和将が3日目12Rで大外からコンマ01の痛快スタートを決め、まくり差して1コース茅原悠紀を下した。「行き足中心にいいですね。スリットから出ていく感じがありました」と攻撃力をロスすることなく結果につなげている。これで得点率9.50でトップ。4日目は7R5号艇、11R2号艇の2回乗り。コース不問の攻めで予選トップ通過なるか注目だ。

 レーサー間の評価を総合すると、節一パワーは地元の吉田俊彦(兵庫出身・兵庫支部46歳)【写真下】。こちらもコースに関係なく切れ味鋭いコーナーワークを見せている。3日目11Rは3コースまくり差しで松井繁を下し、オール2連対の得点率9.00で2位。「調整をしながら、ストライクゾーンが見えてきました。足は上位ですね」と胸を張った。吉川元浩や稲田浩二がパッとしないだけに、地元の砦を守ろうと攻め切る覚悟だ。4日目は4R6号艇と試練の枠。

【(C)BOATRACE】

 一方で昨年当地のSGグランドチャンピオン覇者・土屋智則(群馬出身・群馬支部40歳)【冒頭の写真】はシリーズ序盤の5、4着が響き、得点率5.80で19位に甘んじている。ただ、ここにきて気配は上向き。「3日目が一番良かったです。この足ならバランスが取れていて悪くありません」と、笑顔を浮かべた。予選の大トリ12Rは1号艇。絶対に負けられない戦いとなった。


 4日目の注目レースは準優入りへ逃げに集中する土屋智則の12R。

<尼崎 4日目 12R 予選>
1枠 土屋 智則(群馬・群馬)得点率19位
2枠 大池 佑来(神奈川・東京)得点率31位タイ
3枠 黒井 達矢(埼玉・埼玉)得点率31位タイ
4枠 重成 一人(香川・香川)得点率31位タイ
5枠 桐生 順平(福島・埼玉)得点率6位
6枠 山本 寛久(岡山・岡山)得点率4位
※()内は出身・支部の順

 土屋智則は泣いても笑っても準優へこの1コース戦に全てをかける。とにかく先マイすることが最低ノルマだ。幸い気配は上向き。対戦相手のパワー比較では、外枠の桐生順平と山本寛久が上位だが、同体スリットに持ち込み押し切りそう。相手はもちろん桐生と山本の2人。

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント