スポーツで街を元気に! 大阪体育大学・冨山浩三教授(スポーツマネジメント)コラム
地方都市での人口減少によって、過疎の町が増えています。過疎の町では子どもたちの数も少なく、一学年の児童数が10人に満たない小学校が多く存在しています。一学年の児童数が10人いないと、野球やサッカーはもとより、バスケットボールも試合を行うことができません。スポーツの楽しさは試合をすることにあると考えられますが、体育の授業でもチームスポーツの試合を経験したことがなければ、スポーツの本質的な楽しさを体験しないままに大人になることになります。
1.スポーツによる地方創生
スポーツのイベントを開催することは来訪者を増やすために期待されているのですが、その一方で望ましくない効果を引き起こしてしまうかもしれません。来訪者によるゴミの増加や交通渋滞、公共交通機関を来訪者が占領してしまうことで地域に住んでいる人が利用しづらくなるといった「オーバーツーリズム」の問題も指摘されています。
2.社会的な交換ということ
3.長野県小布施町の事例
冨山浩三(スポーツ科学部教授)
専門はスポーツマネジメント、特にスポーツを活用した地方創生・地域活性化やスポーツツーリズム について研究を行っています。また、大阪体育大学の社会貢献担当の学長補佐として大学の社会貢献を 担っています。担当科目は、「スポーツ経営学」「スポーツ地方創生論」など。
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