1. FCケルン | 1. FCケルンの初代マスコット「へネス1世」がクラブ殿堂入りへ
この日、クラブの象徴である初代マスコット「ヘネス1世」がクラブの殿堂入りを果たした。ちょうど75年前の同日、ドイツ最大級のイベントとされるケルンのカーニバルで、サーカス団「サーカス・ウィリアムズ」のカローラとハリーから、幸運のお守りとして1. FCケルンに贈られたヤギが、クラブの伝統の始まりとなった。ヤギは、サーカスの支配人であるカローラとディレクターのヨハン・テーレンによってクラブに引き渡され、その夜のうちに当時のプレーヤー兼監督だったヘネス・ヴァイスヴァイラーにちなんで「ヘネス」と名付けられた。この伝統は今も受け継がれ、現在は9代目の「ヘネス9世」がクラブの象徴となっている。
ケルンの象徴「ヘネス」
「クラブの歴史における特別な瞬間を称え、ヘネス1世を殿堂入りさせることになりました。これまで数々の偉大なケルンの関係者が殿堂入りしてきましたが、ヘネス1世もその一員となります。ヘネス1世は1. FCケルンの象徴であり、多くの人々がクラブを愛し、世代を超えてFCに忠誠を誓う大きな要因となっています。」
ヘネスの起源に関わった家族も喜びの声
「この記念すべき日を迎え、両親が1. FCケルンのヘネスという伝統のきっかけを作ったことを誇りに思います。」
また、当時サーカスのディレクターだったヨハン・テーレンの娘であるラファエラ・マンズ氏も、
「父のアイデアが今も多くの人々の心に残り、こうして称えられることをとても誇りに思います。1. FCケルンの殿堂入りを果たしたことで、私たちの家族の歴史を次世代に語り継ぎやすくなりました。」と話している。
現在アメリカに住むジャネット・ウィリアムズ氏は今回の式典には参加できなかったが、ラファエラ・マンズ氏とその家族は、2月13日(木)のLANXESSアリーナ、そして2月23日(日)のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦に出席し、ヘネス1世を称えた。
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