15周年を迎えた「VCFアカデミージャパン」、スペイン遠征を実施

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【© ValenciaCF】

2010年に創設された「バレンシアCFオフィシャルアカデミージャパン(以下VCFアカデミージャパン)」は、バレンシアがアジア、アメリカ、ヨーロッパ地域において初めて立ち上げた国外のアカデミーだ。現在は金沢校と和歌山校を運営しており、所属選手は100人近くに上る。

アカデミーの選手たちは通常のトレーニングに加え、バレンシアの練習施設でクラブとアカデミーのトレーニングメソッドを経験する遠征を行っている。先日行われた遠征には金沢校、和歌山校から合わせて40選手が参加した。
同アカデミーのゼネラルダイレクターを務める中谷吉男氏は次のように語っている。

「アカデミーが発足して15年が経ちました。選手たちはスペインサッカー、とりわけバレンシアのコンセプトを学べることに満足しています。毎年バレンシアの練習施設を訪れているので、今ではホームのように感じています。今日はトップチームの選手たちと会うことができました。子供たちは感動し、よりバレンシアのことを知りたいと意欲を燃やしています」

今回の遠征では1週間に渡ってバレンシアの練習施設でトレーニングと練習試合が行われた。以下は参加した選手の言葉だ。

「自分のポジションについてしっかり学べた。日本に帰ってもやろうと思いました。練習場が一番好きで、日本とは違ってコートがいっぱいあって、見ていて楽しかった」

「すごく人が多くて、日本では体験できないような環境でサッカーを見れられるのでとても楽しみです。日本ではいないような強くて速くて上手い人たちがたくさんいて、そういう人たちと対戦できた。日本では体験できないから、残っているみんなにも伝えていきたい」

【© ValenciaCF】

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アカデミーの選手たちはスペイン有数の歴史を持つスタジアム、メスタージャでトップチームの試合を観戦する機会も得た。2月2日に行われたラリーガ EA SPORTS 第22節、バレンシアがセルタを2ー1で下した一戦だ。中谷氏はこの試合をVIPボックスで観戦。バレンシアのコーポレートディレクターを務めるハビエル・ソリス氏と会談し、アカデミーの15周年を祝う記念ユニフォームが贈呈された。

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VCFアカデミープログラムとは
VCFアカデミージャパンはバレンシアがアメリカ、アジア、ヨーロッパ地域でのブランドイメージ向上と育成メソッドの普及を目的として展開している事業「VCF Academy Programs」の一つであり、毎年50カ国以上で5000人以上の選手や指導者が「VCF Camps」「VCF Elite Camps」「VCF Coaches Convention」「VCF Academy World Cup」といったイベントに参加している。

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