前田のプレスからキューン弾で追いつくもバイエルンにあと一歩届かず|セルティックFC

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【©CelticFC】

セルティック2試合合計3-2でCL敗退

2025年2月18日(火)

アリアンツ・アリーナ、ミュンヘン

バイエルン 1-1 セルティック

(キューン 63’)

先週末にダンディー・ユナイテッドに3-0で勝利し、スコットランドでのタイトル獲得に一歩近づいたセルティックは、チャンピオンズリーグのベスト16に進むべく強豪バイエルンとのセカンドレグに挑んだ。ファーストレグでの1点ビハインドを覆すためにロジャーズ監督は、左SBにテイラーに代えてシュルップを配置。さらに前線ではイダに代えてジョタを選択し、ファーストレグでゴールを決めた前田をスタメンに起用した。

前半のセルティックは、今シーズンで1敗しかしていないバイエルンホームの雰囲気に苦しめられる。9分、ケインが右サイドからスペースに入り込み、狭い角度からフィニッシュをを狙われる。だが、守護神シュマイケルがしっかりと前に出てシュートを阻止した。

ホームチームに押し込まれる展開が続くが、18分。セルティックが高い位置でボールを奪いすぐさま反撃に出る。前田にパスが通り、彼はファーストタッチでシュートを放つが、惜しくもゴールの横を通り過ぎていった。

両チームとも激しいアクションを見せるも決定的なチャンスを作れず、0-0のままハーフタイムへ。

後半に入ると、いきなりセルティックに好機が訪れる。中盤のパス回しから、ペナルティエリア端で旗手にボールが入る。彼はミドルシュートを打とうとしたが、相手DFに阻止されてしまった。

だが、セルティックは諦めることなくバイエルンのバイタルエリアを攻める。63分、前田の鋭いプレッシャーからパスカットでボールを奪い、キューンへ素晴らしいパスを出す。そして、キューンが落ち着いてファーサイドに低いシュートを決めて、この試合の先制点を奪った。

2試合合計2-2でセルティックが同点に追いつき、延長戦へともつれ込むかと思われたが、94分。ゴレツカのシュートをシュマイケルがビッグセーブで弾いたが、こぼれ球をデイヴィスに押し込まれてしまった。

一度は追いついたセルティックであったが、試合終盤にデイヴィスのゴールで2試合合計3-2となり、チャンピオンズリーグ敗退となった。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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