「感動と興奮、『明日もまた頑張って生きよう』と思えるような試合をチャンピオンとしてしていきたい」“IWGP世界ヘビー級王者”後藤洋央紀が決意表明! 3月6日(木)『旗揚げ記念日』の棚橋弘至戦にも意欲!!
撮影/中原義史
■後藤洋央紀選手のコメント
■質疑応答
後藤「会場を見渡した時に、涙を流して喜んでくれてるファンの方たちっていうのがたくさんいたので、それはSNSとかでも。そこが一番、やっぱ『俺だけじゃなくファンの方も一緒に闘ってくれてたんだな』と感じて、ホントにありがたいなと思いました」
――ベルトを獲った方は預ける方と、一晩お持ちになる方もいますが。
後藤「自分と一緒にずっと昨日から過ごしてます」
――一夜明けての実感は?
後藤「昨日も身体が興奮しちゃって、ほとんど寝れなくてですね、消灯しても寝れてないですね。暗闇の中、ずっと身体が興奮しちゃって……。できるだけ長く一緒にいたいですね」
後藤「それはもう前々から言ってたというか、公約。獲ったらこうするって言ってましたし、やっぱり初めてIWGPのベルトに挑戦したのが棚橋さんだったので、棚橋さんとは何回もやってきましたけど、やっぱり自分がチャンピオンとして棚橋さんを迎え撃つ。逆のパターンに持って行きたかったっていうのは昔からあったので、いまそれを実現できる立場になったので、それを実現させたいですね」
――8度目の挑戦から9度目の挑戦までの間に、IWGPのベルトを考えなくなったり、タイトルを狙わなくなったことっていうのはなかったんでしょうか?
後藤「いや、考えなくなったっていうことは一度もなかったですね。つねに『シングル戦線に戻る』それを意識してましたし、ただそのタイミングというか、そういう部分はなかったというか。いつかこのシングル戦線に戻ってやるっていう気持ちはずっと持ってました」
――そして9度目にして獲れた最大の要因というのは?
後藤「運というか……。やっぱり亡き父がくれたチャンスだと。それをしっかり物にできたかなと思いますね」
――棚橋選手は今年引退するという部分、ファイナルロードが始まってるわけですけども、その部分をあまり言及されてなかったかもしれないので、あらためて棚橋弘至引退という点に関しては?その年にタイトルマッチが実現するという部分に関してはいかがでしょうか?
後藤「その引退する前には必ずしたかったかなという想いはありますし。たぶん最後、俺は負けてるので、勝ったまま引退する身じゃないでしょうねっていう気はしてました」
後藤「やっぱり自分がこのベルトを獲ったことによって、やっぱりキャリアのあるベテランと言われる選手の刺激になっていると思うんですよね。それを本当に受け止めて、俺と同じ世代、俺よりも上の世代と共に輝いていきたいなっていうのがあるので、存分に俺は引き出したいと思いますよ」
――4月5日の両国大会で、その時点でのIWGP世界ヘビー級王者と『NEW JAPAN CUP 2025』優勝者のタイトルマッチが発表されました。後藤選手としては長期政権を含めてこの辺りも睨んでいますか?
後藤「もちろんです。昨日の試合をする前から、ここで獲ったならば『NEW JAPAN CUP 2025』の優勝者とやるのが次なのかなって思っていたくらいです」
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