アジアの戦いが再開。上位につける日本勢3チームはこのままノックアウトステージ進出なるか【プレビュー:ACLE MD7】

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2月11日にAFCチャンピオンズリーグエリートのリーグステージの戦いがリスタートを切る。6節終了時点で横浜FMが首位に立ち、神戸が3位、川崎Fが4位と日本勢はいずれも上位につけており、このままノックアウトステージ進出が期待される。

長谷部 茂利新監督を迎えた川崎Fは、アウェイで5位の浦項スティーラーズ(韓国)と対戦。長年、指揮を執った鬼木 達監督からバトンを受けた長谷部監督の初陣で川崎Fはいかなる戦いを見せるのか。エース格に成長を遂げた山田 新の活躍が期待される一方、新戦力の伊藤 達哉のパフォーマンスにも注目が集まる。

対する浦項は5節に横浜FMに敗れたものの、6節では神戸を3-1と撃破した。ホームでは無類の強さを見せるチームなだけに、川崎Fにとっては厳しい戦いとなりそうだが、敵地で勝点3を掴み、ノックアウトステージ進出に向けて勢いづきたいところだ。

神戸はホームに上海海港(中国)を迎える。先週末にスーパーカップの戦いをこなしたばかりで、中2日での一戦となる。その試合では0-2と広島に敗れたものの、大迫 勇也、武藤 嘉紀、酒井 高徳の3人は途中出場で扇原 貴宏、前川 黛也も温存。主力のコンディションは保たれているだろう。怪我人が増えているのは気がかりながら、前節の浦項戦では敗れているだけに、ホームで連敗阻止を実現したい。

対する上海海港はここまで2勝2分2敗で7位に位置する。4節には川崎Fに1-3で敗れているが、今季加入した元浦和のレオナルドやグスタボなど、強力なアタッカーが揃う。神戸とすれば相手の攻撃に粘り強く対抗しながら、背後を突く動きを繰り出し、ゴールへと迫っていきたい。

横浜FMはホームで上海申花(中国)と対戦。現在首位に立つチームは、今季よりスティーブ ホーランド新体制下でリスタートを切る。イングランド出身の新監督はいかなる手腕を見せるのか。強力な3トップはもちろん、鈴木 冬一ら新戦力の活躍も期待される。

上海申花はここまで9位と苦戦を強いられているが、3節では川崎Fに2-0と勝利した。7日に行われた中国スーパーカップでは、終了間際の2ゴールで上海海港に3-2と逆転勝利を収め、勢いに乗る。その試合で決勝点を挙げ、川崎F戦でもゴールを決めているアンドレ ルイスに警戒したいところだ。

 
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