【横浜FC】“戻ってきた“漢が熱い!「このエンブレムを誇りに」強くなって帰ってきたヴァイヤーデン・ショーン
育成型期限付き移籍という形でY.S.C.C.横浜でプレー
横浜FCで活躍したいという気持ちは変わらなかったですが、2023シーズンはルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合しか出られず、リーグ戦には絡むことができませんでした。まずは実戦経験を積みたいというのが、移籍の一番の理由です。第一の目標は、試合勘を取り戻すこと。紅白戦や練習試合とは雰囲気がぜんぜん違いますし、本気の相手との公式戦に出るからこそ、磨くことができるプレーもあります。それを得るために移籍を決断しました。
──強みである身体能力の高さと球際の強さはJ3の舞台でどうでしたか?
J3では通用すると感じましたが、自分が目指しているのはJ1、そして海外です。まだまだ満足はできなかったので体重も7kgくらい増やしました。1日4食食べたり筋トレを毎日2回やったりし、少しずつ結果がでてきました。大変でしたけど、少しづつ変化する自分も見れたので頑張ってよかったです。
今年こそはJ1でデビューしたい
──キャンプ中はどんな意識で過ごしていますか?
とにかくガムシャラに練習しています。俊さん(中村俊輔コーチ)や先輩にもアドバイスをもらったり、自分から声を掛けて自主練習に付き合ってもらったりしています。俊さんには、パスの強度を含めた技術面やボールを持っていない時のポジショニングを細かく指導してもらっています。まだまだアジリティのところは高めなきゃいけないし、技術のところもぜんぜん足りない。ポジショニングのところも、もっと集中できる。フィジカルもさらに付けたい。焦らずに誰よりも練習してうまくなりたいです。
──ンドカ・ボニフェイス選手など同じポジションの先輩たちとは、どういうことを話しながら練習していますか?
ポジショニングに関することが最も多いですね。ボニ君はけっこう仲良くしてもらっていて、プライベートでご飯に連れていってもらったこともあります。先輩たちは全員優しいので、すごくやりやすいです。
──今シーズンの個人的な目標を教えてください。
まずはJ1でデビューすること。デビューしないとなにも始まらないので、1日でも早くデビューできるように。そして、そこからできるだけ多くの試合に絡み、自分の価値を高めて行けたら良いなと思っています。
未来の「ハマの番人へ」
やっぱり横浜FCで自分が試合に出て、タイトルを獲りたい。優勝してトロフィーを掲げないと喜んでもらえないと思うし、タイトルからはずっと遠ざかってきていると思うので、リーグ戦やカップ戦での優勝を一つの目標に掲げて頑張りたいです。
日本人離れした恵まれた体格と才能を活かし、帰ってきたヴァンイヤーデン・ショーンがハマブルーのユニフォームを纏い新たな挑戦に挑む
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