2月8日、Enagic スタジアム名護で行われた北海道日本ハムの紅白戦は、1対1で引き分けに終わった。

　今キャンプ2度目の紅白戦。両軍指名打者を3枠取り、計22選手が打線に入った状態で試合開始。テスト生として今キャンプに参加しているマイカ与那嶺選手は、紅組の10番打者として出場し、1打数無安打だった。

　紅組は初回、先頭・五十幡亮汰選手が安打で出塁すると、盗塁とボークで3塁へ進む。1死から清宮幸太郎選手の内野ゴロの間に生還し、1点を先制した。2回表は玉井大翔投手の前に3者凡退に倒れたが、3回表に奈良間大己選手、若林晃弘選手が安打でアピールしている。

　対する白組は2回裏、1死から吉田賢吾選手が四球で出塁し、2死から伏見寅威選手の二塁打で本塁を狙うも、惜しくも走塁死。紅組の見事な中継プレーの前に得点は挙げられなかった。しかし3回裏、2死から中島卓也選手が安打を放つと、失策の間にホームイン。1対1と試合を振り出しに戻した。

　投手陣では、白組・松浦慶斗投手が3三振を奪う快投を披露。紅組・上原健太投手は失策により1失点を喫したが、この試合唯一2イニングを投げた。今季から北海道日本ハムの育成選手となった清宮虎多朗投手（前・東北楽天）は、右打者3選手を3三振に仕留めた一方で、左打者3選手に3四球と課題が残る登板となった。

　 １２３４５ 計
紅 １００００ １
白 ００１００ １

紅 福島蓮-堀瑞輝-上原健太-清宮虎多朗
白 柳川大晟-玉井大翔-石川直也-畔柳亨丞-松浦慶斗