【今週の重賞見どころ】東京新聞杯で女王が再びのマイル参戦、きさらぎ賞で注目集めるのはあのメジャーリーガーと同名馬
古馬マイル路線の東京新聞杯にはブレイディヴェーグ、ジオグリフらGI馬が出走するなど豪華メンバー。一方、3歳クラシック路線のきさらぎ賞には朝日杯FS3着のランスオブカオスが出走するなど将来有望な若駒が顔を揃えた。
【東京新聞杯(GIII)】2月9日(日)東京競馬場1600m芝
JRA-VANの予想印ランキング上位馬(2月6日20時20分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示
・ブレイディヴェーグ(牝5=美浦・宮田厩舎)6329pt
2023年秋、キャリアわずか5戦でGIエリザベス女王杯を制覇。マイル初挑戦だった昨年のマイルチャンピオンシップも4着と上々の結果だった。新マイル女王へアピールできるか、ここは注目の一戦。
・ボンドガール(牝4=美浦・手塚厩舎)5149pt
いまだ1勝馬ながら、昨年のGI秋華賞2着をはじめ重賞2着が4回と実力は現4歳世代の牝馬の中でもトップクラス。鞍上は今週から復帰の武豊騎手。
・ウォーターリヒト(牡4=栗東・河内厩舎)4066pt
近3走が2勝、2着1回。前走のGIII京都金杯もクビ差の惜敗と目下絶好調の1頭だ。今年3月4日に定年引退を迎える河内洋調教師にはなむけの重賞Vを贈りたい。
・ジュンブロッサム(牡6=栗東・友道厩舎)2884pt
昨秋のGIマイルCSは10着だったが、今回と同じ東京1600m芝のGIII富士Sで1着、また新潟1600m芝のGIII関屋記念でも3着。左回りマイル戦には自信を持っている。
・サクラトゥジュール(セン8=美浦・堀厩舎)2627pt
昨年の勝ち馬。5カ月ぶりだった前走のGIII京都金杯を制して重賞2勝目を挙げるなど、8歳馬でもまだまだ元気いっぱい。今回も鞍上は好相性のレイチェル・キング騎手。
【きさらぎ賞】 2月9日(日)京都競馬場1800m芝
この中からJRA-VANの予想印ランキング上位馬(2月6日20時20分時点)をご紹介!
・サトノシャイニング(牡3=栗東・杉山晴厩舎)4796pt
前走のGII東京スポーツ杯2歳Sでは、後の2歳王者クロワデュノールにクビ差の2着と好走。1月のGIIIフェアリーSを制したエリカエクスプレスに続き、杉山晴厩舎から牡馬クラシック候補もここで誕生なるか。
・ショウヘイ(牡3=栗東・友道厩舎)2593pt
友道厩舎が期待を込めるサートゥルナーリア産駒。2戦目で勝ち上がった前走は2馬身半差の好内容だった。メジャーリーグで活躍する同名選手のような飛躍を期待。
・ランスオブカオス(牡3=栗東・奥村豊厩舎)2297pt
前走のGI朝日杯FSはキャリア1戦の9番人気という低評価を覆す3着。最後に差し込んできた末脚は見どころ十分だった。鞍上は引き続き2年目のホープ・吉村誠之助騎手。
・リンクスティップ(牝3=栗東・西村厩舎)1673pt
キタサンブラック産駒の牝馬。初戦でクビ差2着に敗れた相手は後の若駒S勝ち馬ミッキーゴールド。それとの比較ならここでも十分に好勝負になるか。
・ミニトランザット(牡3=栗東・杉山佳厩舎)1618pt
前走のGIII京成杯は出遅れながら直線で強襲し3着と好走。上がり3ハロンはメンバー最速だった。今回も侮れない1頭となりそうだ。
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