レアル敗れ、加熱する首位争い:ラリーガ・ニュース
【(C)LaLiga】
先週末に行われたラリーガ EA SPORTS 第22節では、首位レアル・マドリーが敗れる波乱があった。番狂せを起こしたのはエスパニョール。守護神ジョアン・ガルシアの好守も光って再三のピンチをしのぐと、85分にカウンターのチャンスを生かしてカルロス・ロメロが決勝ゴール。そのまま1ー0で逃げ切り、降格圏から抜け出す重要な勝ち点3を手にしている。
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2位アトレティコ・デ・マドリーはレアル・マドリーがつまずいたチャンスを生かした。前節マジョルカ戦ではサムエル・リノとアントワーヌ・グリーズマンがゴールを挙げ、2ー0で勝利。3戦ぶりの白星を手にしてディエゴ・シメオネ監督のラリーガ EA SPORTS 指揮500戦目を飾り、レアルとの差を1ポイントに縮めた。その翌日には3位バルセロナもアラベスを1ー0で下し、首位まで4ポイントに迫っている。
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ビジャレアルはホームでバジャドリーに大勝し、5位をキープした。アヨセ・ペレスが42分に先制点を挙げると、後半にはパペ・ゲイェ、サンティ・コメサニャ、ティエルノ・バリー、デニス・スアレスが4ゴールを追加。今季の総得点をバルセロナの60ゴール、レアル・マドリーの50ゴールに次ぐ44ゴールに伸ばしている。
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好調のラージョ・バジェカーノがレガネスとのローカルダービーを制し、ヨーロッパ圏の6位に浮上した。この試合の主役は守護神アウグスト・バタージャ。1点リードの後半ロスタイムにミゲル・デラフエンテのPKを止めると、やり直しとなったPKを再びストップ。1ー0で逃げ切る立役者となった。
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ラリーガ EA SPORTS の1月の月間MVPにキリアン・エムバペが初選出された。1月の3試合では5ゴールを量産。得点ランキング2位に浮上すると共に、レアル・マドリーを首位浮上に導いている。
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エムバペのMVP初受賞と共に発表された1月の各賞では、最優秀監督にヘタフェのホセ・ボルダラス監督、23歳以下の最優秀選手にレアル・マドリーのジュード・ベリンガム、ベストゴールに第20節エスパニョール対バジャドリーのハビ・プアド、ベストセーブに第20節オサスナ対ラージョ・バジェカーノのセルヒオ・エレーラが選出されている。
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バルセロナは1月30日、ペドリとの契約更新を発表した。新契約の期間は2030年6月末まで。さらに同31日にはガビとの契約更新も発表。同じく2030年6月末までの新契約を結んでいる。
【© FC Barcelona】
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ジローナは2月1日、アルトゥール・メロの獲得を発表した。28歳の元ブラジル代表MFは今季終了までのレンタル契約でユベントスから加入。ラリーガ EA SPORTS ではバルセロナ時代に48試合のプレー経験を持ち、2018/19シーズンの優勝にも貢献している。2季連続のヨーロッパ進出を目指すジローナにとって頼もしい即戦力となりそうだ。
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2月3日に最終日を迎えた冬の移籍市場では、他にも多くの動きが見られた。ラスパルマスにはリバプールのステファン・バイチェティッチ、ビジャレアルにはインテル・ミラノのカナダ代表MFタジョン・ブキャナンが、それぞれ今季終了までのレンタル契約で加入。セビージャはモンペリエからナイジェリア人FWアコル・アダムスを完全移籍で獲得している。
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新形式が導入されたチャンピオンズリーグは先週までにリーグフェーズが終了。スペイン勢ではバルセロナとアトレティコ・デ・マドリーがトップ8入りして決勝トーナメント進出を決めた一方、初出場のジローナは1勝7敗の33位で終戦。前回王者レアル・マドリーはプレーオフで一昨季王者マンチェスター・シティーと対戦することになった。同じく新形式となったヨーロッパリーグではアトレティック・クルブが決勝トーナメントに進出。レアル・ソシエダはミッティランとのプレーオフで16強入りを目指すことになる。
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