2月1日、キャンプ初日を終えた西口文也監督は、あいにくの雨で室内での実施となったことを残念がりながらも「選手一人ひとりが試合に臨むにあたり、しっかりシチュエーションに応じてできるようキャンプから意識してやっていってほしい」とコメント。

　今季は平良海馬投手が守護神を務めることについては「安心して任せられる平良に決まったので、あとは（平良投手につなぐ）前をどういうふうにしていくかですね」と話し、新加入のウィンゲンター投手やラミレス投手にも期待を寄せた。

　そして迎えた2日目は、平良投手がブルペン入り。西口監督や、通算194セーブでファーム育成付の役職に就いた増田達至氏に声をかけられながら、一球ごとに丁寧に投球した。

　野手では、オリックスから移籍のセデーニョ選手がフリーバッティングを行い、パンチ力を見せつけた。昨季チームトップの15本塁打を放った大砲は、新天地でもアーチを量産するか。

　昨年の現役ドラフトにより千葉ロッテから加入した平沢大河選手も、佐藤龍世選手、山村崇嘉選手とともにフリー打撃でバットを振り込んだ。