今夜のファイナルは枠と脚質から着順固定で狙える!?/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
大恵総合研究所 【佐賀支部】
寒い夜は暖かい自宅や居酒屋でのんびりしながら、ナイター競馬を楽しみませんか。
今夜も佐賀競馬はナイター開催。
最終レースは20時50分発走予定です。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
全馬が佐賀未勝利
競馬リポーターの大恵陽子です。
今日は京都競馬場に行き、そのあと小倉に前乗りして明日は小倉競馬場で競馬観戦予定。
日曜日は小倉競馬場でさがけいばコラボイベントが行われます。
・オリジナルクリアファイル配布
(開門~先着2000枚)
・さがのうまこ&パッカルくんによるグリーティング
(開門~16時頃、場内各所)
・UMATENAライブステージ
(11:25頃~、16:10頃~、イベントステージ)
小倉と佐賀は車で約1時間の距離。
現地に行かれる方はぜひ、さがけいばコラボイベントもお楽しみください。
さて、楽しみなコラボイベントの前に、今夜も佐賀最終レースが待っています。
何種類かある佐賀最終レースのうち、今夜は「C2クラス」の「ドリームシリーズ」。
最下級クラスで賞金下位から順に編成された馬たちによる戦いです。
出走11頭中9頭が未勝利で、残る2頭も佐賀では未勝利というメンバー構成になりました。
直近1年で今回と同条件・距離の佐賀最終レースの成績は下表の通り。
C2ドリームシリーズ900m 【表1】
勝ち馬は2番手以内
超短距離レースはやはり前有利で、上記の表からもそれが窺えます。
特に分かりやすいのは、勝ち馬。
6レース中5レースで「2番手以内から運んだ馬」が勝利を収めました。
馬単や3連単を買う場合、逃げ・2番手につけられそうな馬を頭固定にするのも一手かもしれません。
1着外枠、3着内枠の組み合わせ
下表は直近1年で今夜と同条件・距離の最終レースについてまとめました。
すると、1着はみな6枠より外。
一方で、3着には4枠より内の馬が6レース中5レースにおいて入っていました。
ここまでハッキリと枠の傾向が出るとは、ちょっと驚くほどです。
C2ドリームシリーズ900mでの上位枠番 【表2】
38秒4以下が馬券の狙い目
前者は基本的に上位人気に推されやすいため狙いやすいですが、後者は人気薄の好走もあり得ます。
では、どう選んだらいいのでしょうか。
3着に入るのは3番手以降から運んだ馬たち。序盤の位置をキープするか、脚を伸ばして何頭か抜くパターンが考えられます。
そこで、差し・追込馬に注目してみたのが下表。
今夜の最終レースと同じ「C2クラス」「900m」において、差し・追込馬の後半3ハロン別成績をまとめました。
その結果、2~3着までであれば38秒4以下の末脚が望ましいことが分かりました。
差し・追込の上がり3ハロン別成績(C2クラス・ダート900m、2022年~2024年) 【表3】
では、気になる予想と買い目は?
出走馬中2頭だけいる勝利実績のある馬で、断トツの3勝を挙げます。JRA時代にはダート1150mで2勝を挙げており、超短距離戦の900mはプラス。
今夜は逃げ・先行タイプが少ないメンバー構成において、同馬は金沢時代を含め4戦続けて逃げており、今夜も逃げが期待されます。
データ的にも「逃げ馬」「6枠」という点から1着候補。アタマ固定で狙いたいです。
⑤レオンフォルテは佐賀移籍当初はダッシュがつかなかったりフラつく場面が見られましたが、前走は5番手で流れに乗って4着。
また、ここ2走はしまいに脚を伸ばせていて、それなりの位置からの上位争いができそうです。
⑨レディボレロはペースが流れるなどひと押しがあれば上位争いに加われそう。
⑪チャーモニウムは直近2走が900m戦で外枠から先行して6着、4着。
今回も同じく外枠という点と、しまいに甘さを残す点がやや不安点ではありますが、逃げ・先行馬が手薄な今夜のメンバー構成であれば3着以内への粘り込みを期待したいところ。
そして、当初は買い目に入れる予定がなかったものの、内枠が3着に入る傾向にあることから③プティキャドウ。
近走は8着、8着と着順は冴えませんが、前走は900m戦で後方2番手から後半3ハロンを37秒6でまとめました。
序盤に先頭から離されすぎないことが条件にはなるでしょうが、37秒台後半の脚が使えれれば3着以内に入る可能性はなくはありません。
内枠から狙うとしたら、この馬でしょうか。
買い目はデータからアタマ固定でいきます。
3連単1着固定
⑦→③⑤⑨⑪ 12通り
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文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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