【SEA】藤浪晋太郎をマイナー契約で獲得

note
チーム・協会
【これはnoteに投稿されたyamuniさんによる記事です。】
現地時間1月17日、この後佐々木朗希選手のLAD入りというビッグニュースが発表される前に、ひっそりと?我らがシアトルマリナーズにも、NPBファンも注目の動きがありました。そう、藤浪晋太郎選手の獲得です。

■契約について
スプリングトレーニングに招待選手として参加できるマイナー契約となります ※細かな契約条項等は明らかになっていません
■藤浪晋太郎選手について
〇2023シーズン
藤浪選手は2023年にアスレチックスに入団、当初は先発を務めていましたが、結果が出ずブルペンへ転向。好不調の波はあったものの、当初より高く評価されていたストレートの強さやスプリットの威力は抜群で、ハマったときのピッチングは本当にファンをワクワクさせてくれる内容でした。
そんな潜在能力を買われ、夏場にオリオールズへ移籍。オリオールズでも同様にブルペンで起用され、シーズン最後の21回2/3を防御率3.32、奪三振率25.6%、与四球率7%と好投を見せました。

https://www.baseball-reference.com/players/f/fujinsh01.shtml 【 yamuni】

〇2024年
そんなシーズン終盤での好投を評価されてか、2024はNYMとの1年契約に合意。しかし、肩のけがから開幕をILでむかえると、その後もけがの影響からかマイナーでの成績も奮わず、結局MLBの舞台で1試合も投げることなくシーズンエンドとなってしまいました。
今シーズンのマイナー成績を見ると、奪三振率27.5%はやはり魅力的ではあるものの与四球率20.6%はさすがに目を潰れるレベルではなく、やはり制球難の改善は必須な状況です。

https://www.fangraphs.com/players/shintaro-fujinami/31839/stats?position=P 【yamuni】

https://www.fangraphs.com/players/shintaro-fujinami/31839/stats?position=P 【 yamuni】

〇まとめ
昨年の成績は奮わなかったとはえ、奪三振率を始めとした支配力はやはり魅力的です。まずは制球難を勝負できるレベルに改善ができるか、マリナーズが育成を施せるか次第ではありますが、やはりMLBでもトップレベルのスピードボールとエクステンションには期待をせずにはいられません。(マリナーズさんよろしくお願いいたします)

https://baseballsavant.mlb.com/savant-player/shintaro-fujinami-660261?stats=statcast-r-pitching-mlb ※データは2023シーズンものです 【yamuni】

■マリナーズでの期待
オフはプエルトリコのWL先発として調整していた藤浪選手ですが、マリナーズの期待、また本人がロースター入りするためにはリリーフになるでしょう。ご存じの通り、マリナーズの先発は既にLuis Castillo(https://www.mlb.com/player/luis-castillo-622491)、Logan Gilbert(https://www.mlb.com/player/logan-gilbert-669302)、George Kirby(https://www.mlb.com/player/george-kirby-669923)、Bryce Miller(https://www.mlb.com/player/bryce-miller-682243)、Bryan Woo(https://www.mlb.com/player/bryan-woo-693433)の5人で確定していますし、例え誰かがけがをしたとしても藤浪選手が割って入るのはかなり難しいでしょう。
一方、リリーフでいえば、近年マリナーズは他球団からDFAされた選手を拾ってきては魔改造し、MLBレベルに仕立てるというプロセスを成功させてきました。
しかし、昨年はその魔改造もあまりうまくいかず、守護神Andrés Muñoz(https://www.mlb.com/player/andres-munoz-662253)以外に支配的なリリーバーがおらず、このMuñoz(https://www.mlb.com/player/andres-munoz-662253)に繋ぐまでに躓いてしまったケースが多々ありました。そこで、今回ハマった時の支配力には光るものがある藤浪選手においては、開幕時にというわけではないにせよ、その後もマリナーズ傘下でプレーを続けてくれれば、故障者発生時など、ロースター入りのチャンスはあるといえるでしょう。
マイナー契約とはいえ、やっぱり贔屓球団に日本人選手が来るのは嬉しい限りです。マリナーズであれば、藤浪選手の才能を開花させられる、その知見は間違いなくあると思いますし、日本人メジャーリーガーの話題を藤浪投手でかっさらうぐらいの活躍を期待したいものです!


タイムリーに投稿できずすみません、、
このほかマリナーズの話題でいえば、イチローさんの殿堂入りやマリナーズにおける背番号「51」が永久欠番になるなど久しぶりにビッグニュースでわきましたが、そちらは同じくSEA担当のHBえんぴつさんが投稿してくださっておりますので、ご興味ある方はぜひそちらをご覧いただければと思います!

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
次回以降もよろしくお願いします!

〈参考文献〉

※リンク先は外部サイトの場合があります

ヘッダー画像

※リンク先は外部サイトの場合があります

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

メディアプラットフォーム「note」に投稿されたスポーツに関する記事を配信しています。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント