常滑BBCトーナメントは準決勝戦 11R得意のまくり差しで抜け出したい白井英治
【(C)BOATRACE 白井英治】
参戦48名全員による1回戦(初日)
→24名による準々決勝戦(2日目)
→12名による準決勝戦(3日目)
→ファイナル6名による決勝戦(最終日)
と進み、あすチャンピオンが決まることになる。
きょう3日目の準決勝戦進出12名のうち、BBCトーナメントタイトルを持っているのは寺田祥ただ1人。2020年12月の第2回大会(若松)だった。
今シリーズは出足が武器。混戦をさばいて3着以上は十分だろう。参戦する12R(4号艇)に注目したい。
【(C)BOATRACE 白井英治】
というのも、準々決勝戦10R(24日)は1マークで後手を踏み4、5番手からの逆転3着だったからだ。「1マークで抜け出せませんでした。プロペラをたたいて上積みがあったものの、完全には合っていませんでした」と振り返っている。
常滑の場内では公開ステージで予想会が行われているが、初日・2日目・最終日は師と仰ぐ今村豊さんが解説を担当。きょう3日目はテレビ番組出演となっている。その今村豊さんいわく、「白井英治のいいところは、コースごとの戦い方を身につけているところ」だという。1コースも6コースも同じ操縦、同じ戦法では記念戦線で勝つことは難しいというのだ。
例えば…
「1コースは、まくられてもいいから差させないターンが大切」
「相手がフライングを警戒する追い風の時こそ、センター・アウトからはスタート力で勝負できる」など、その解説には奥義が隠されており興味深い。
白井英治と今村豊さんが直接話をすることはないが、エールの気持ちは届いていることだろう。注目したい。
【(C)BOATRACE】
格闘家の魂を舟券に向けた時、どういう予想となるのか大いに気になるところだ。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ