【全日本卓球】張本智和が男子シングルスベスト8入り、前回大会準優勝の戸上隼輔は5回戦敗退

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『天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』4日目を迎えた1月24日(金)、男子シングルスの5回戦と6回戦を実施した。

第1シードの張本智和(智和企画・宮城)は5回戦でカットマンの英田理志(タカシマアカデミー・大阪)、6回戦で強打が持ち前の有延大夢(T.T彩たま・佐賀)をいずれもゲームカウント4-1で抑え、男子シングルス2連覇と3度目の優勝に向けて順調に勝ち上がっている。

張本は「過去に負けたことのある選手だが、いいスコアで勝てた。2人が持ち味を発揮する時間もあったが、それを跳ね返して自分の時間にできたので納得できる内容だった」と2試合を振り返る。鍵はサーブ・レシーブ、そこからの3球目、4球目の攻撃で主導権を握ることのできる自身のラリー力を勝因に挙げると、「(国内に)ラリー力で劣る相手はいない」と豪語した。

この日は奇しくも父・宇さんの誕生日だが「忘れていた」と笑う場面も。妹・美和がジュニア女子3連覇の偉業を成し遂げたものの、一番のプレゼントは「やはり(一般の部の)シングルス優勝」と兄妹優勝に向けて、まずは準々決勝に挑む。

張本は準々決勝で世界選手権2024代表の田中佑汰(個人・佐賀)と対戦する。

一方、波乱もあった。前回大会で準優勝し、パリ五輪代表だった戸上隼輔(井村屋グループ・東京)が5回戦で敗退。谷垣佑真(愛知工業大・愛知)にゲームカウント3-4のフルゲームで敗れてベスト32に終わっている。

その他、パリ五輪代表の篠塚大登(愛知工業大・愛知)、前週のWTTコンテンダーマスカットで張本智和とダブルス優勝を果たした松島輝空(木下グループ・神奈川)、2020年大会優勝の宇田幸矢(協和キリン・東京)らがベスト8入りを果たしている。

大会5日目となる25日(土)は14時から準々決勝を行う予定だ。
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