常滑BBCトーナメント2日目 準々決勝戦10R ハイブリッド舟券の主役たる上條暢嵩

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【(C)BOATRACE 上條暢嵩】

ボートレース常滑の「プレミアムG1第6回ボートレースバトルチャンピオン(BBC)トーナメント」の初日は波乱の連続だった。3連単万舟券が4本出たが、そのうちの1本が17万4300円の超高配当となった4R(シリーズ予選)。上條暢嵩(大阪出身・大阪支部31歳)【写真2枚】が5コースからまくり差しを決めたレースだった。

【(C)BOATRACE 上條暢嵩】

その上條暢嵩は初日最終12Rの1回戦では2コースまくりを敢行。人気の中心だった1号艇の毒島誠を破り、ここでも2万1700円の高配当を演出している。
「毒島さんを差すのは難しいと思っていたので、外を回る想定はありました。めちゃいいです」と、舟足に文句のない上條暢嵩。2日目は準々決勝戦の10R2号艇(下図参照)で、準決勝戦進出をめざすことになる。

【(C)BOATRACE】

最近、ボートレースファンの間で「ハイブリッド舟券」なる言葉が聞かれるようになってきたが、これは本線も狙えて穴も狙える舟券を指すという。

元来、ハイブリッドとは異なる2つの要素が組み合わさったものや性質を意味する。自動車の世界で最も顕著だが、そのほかの技術分野にとどまらず生物学においても用いられる用語だが、本線をしっかり押さえつつ高配当をも視野に入れたボックスやフォーメーションの軸となりうるのが上條暢嵩。10Rもその軸となること請け合いである。

【(C)BOATRACE】

見どころ満載のボートレースオフィシャルYouTube2日目は、元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助さんをゲストに迎え14時から配信される。
2007年、3度目の挑戦にして宿敵ポンサクレックを倒し世界王座を獲得。同年の初防衛戦では亀田大毅との“因縁の対決”を制した“最短男”が、瞬時のひらめきでどんな舟券パンチを繰り出すのか、注目されてならない。
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