数的不利を覆すアルバレスの劇的2発でレヴァークーゼン撃破 | アトレティコ・デ・マドリー

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2-1でレヴァークーゼンに競り勝つ

【©️Atleti】

アトレティコ・デ・マドリーは、1月22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第7節でレヴァークーゼンと対戦した。前半早々にバリオスがレッドカードで退場となり数的不利に陥ったが、後半のアルバレスによる2ゴールで逆転勝利を収めた。

シメオネ監督は、15試合ぶりに黒星を喫した前節レガネス戦からスタメンを2人変更。守備ではル・ノルマンに代わり、怪我から復帰したヒメネスをセンターバックとして起用。また、右サイドにはジョレンテを配置し、ギャラガーを控えに回した。

序盤はレヴァークーゼンがボールを支配し、アトレティは低いブロックで相手の攻撃をしのぎつつ、カウンターを狙う展開となった。

試合が動いたのは前半25分。バリオスがムキエレに対して危険なタックルを仕掛け、主審は当初イエローカードを提示。しかし、VARでの確認後、判定はレッドカードに変更された。

数的不利を背負ったアトレティは、守備を固めつつ前半を0-0で終えようとしたが、アディショナルタイムに失点。ムキエレの右サイドからのクロスに、ボックス内でフリーになったインカピエのヘディングシュートで先制を許した。

【©️Atleti】

後半に入ると、アトレティは立て直しを図る。51分、グリーズマンのロングパスがレヴァークーゼンの最終ラインを越え、アルバレスの足元にピタリと収まる。アルゼンチン人は相手DFのプレスを冷静にいなし、右サイド隅に正確なシュートを突き刺し同点に追いついた。

勢いに乗ったアトレティは攻勢を強めていく。75分にジュリアーノの仕掛けに対応したインカピエがイエローカード累積で退場処分となり、これで両チームとも10人での戦いに。

そして、決定的な瞬間が89分に訪れる。前線へのロングパスから途中出場のアンヘル・コレアがディフェンスラインの背後にスルーパスを供給し、アルバレスがこれを絶妙なファーストタッチでコントロール。ゴールキーパーを巧みにかわし、無人のゴールに冷静に流し込んで逆転弾を決めた。

試合はそのまま終了し、アトレティコ・デ・マドリーが2-1で勝利。この結果勝ち点15を獲得し、グループ3位に浮上した。次節、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終戦でRBザルツブルクと対戦する。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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