数的不利を覆すアルバレスの劇的2発でレヴァークーゼン撃破 | アトレティコ・デ・マドリー
2-1でレヴァークーゼンに競り勝つ
【©️Atleti】
シメオネ監督は、15試合ぶりに黒星を喫した前節レガネス戦からスタメンを2人変更。守備ではル・ノルマンに代わり、怪我から復帰したヒメネスをセンターバックとして起用。また、右サイドにはジョレンテを配置し、ギャラガーを控えに回した。
序盤はレヴァークーゼンがボールを支配し、アトレティは低いブロックで相手の攻撃をしのぎつつ、カウンターを狙う展開となった。
試合が動いたのは前半25分。バリオスがムキエレに対して危険なタックルを仕掛け、主審は当初イエローカードを提示。しかし、VARでの確認後、判定はレッドカードに変更された。
数的不利を背負ったアトレティは、守備を固めつつ前半を0-0で終えようとしたが、アディショナルタイムに失点。ムキエレの右サイドからのクロスに、ボックス内でフリーになったインカピエのヘディングシュートで先制を許した。
【©️Atleti】
勢いに乗ったアトレティは攻勢を強めていく。75分にジュリアーノの仕掛けに対応したインカピエがイエローカード累積で退場処分となり、これで両チームとも10人での戦いに。
そして、決定的な瞬間が89分に訪れる。前線へのロングパスから途中出場のアンヘル・コレアがディフェンスラインの背後にスルーパスを供給し、アルバレスがこれを絶妙なファーストタッチでコントロール。ゴールキーパーを巧みにかわし、無人のゴールに冷静に流し込んで逆転弾を決めた。
試合はそのまま終了し、アトレティコ・デ・マドリーが2-1で勝利。この結果勝ち点15を獲得し、グループ3位に浮上した。次節、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終戦でRBザルツブルクと対戦する。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ