【BOATRACE】「最高の同期に感謝」と山田康二がVラッシュ102期に発奮優勝 G1江戸川大賞

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 ボートレース江戸川では19日に「G1江戸川大賞 開設69周年記念」(優勝賞金1200万円)の優勝戦が行われた。12R優勝戦のメンバーは1枠から順に池田浩二、山田康二、井上一輝、片岡雅裕、中島孝平、岩瀬裕亮の6人。

 ファイナルの進入は枠なりの3対3。4、5コースの片岡と中島がコンマ11と優勢な仕掛け。1コースの池田はコンマ15のスタートから伸び返していったが、ダッシュが乗ったのは4カド片岡で、スリット後は少し絞っていく形。1マークは池田が何とか先マイ態勢を取ったが、片岡を意識してターンが膨れてしまった。片岡もまくり切れず、まくり差しにチェンジしたが、こちらも池田に反応する形でターンがもれてしまった。

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 その展開を逃さなかったのは2コース山田康二(佐賀出身・佐賀支部37歳)【写真3枚】だった。「4番(片岡)が見えたから、ああなってくれれば(1番と4番が競り合う隊形)って形になりましたね」と、すかさずの差し技でバック一気に先頭へ躍り出ると、その勢いのまま2マークも先取り。池田は立て直して猛追したが、山田はこれをしっかり3周振り切った。池田は無念の2着。3着は2マークで岩瀬が片岡を差しさばいて入った。3連単は2-1-6で7040円の24番人気だった。

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 勝った山田康二はこれで通算43回目の優勝。G1戦は3回目の優勝。勝利後の会見で山田は「節間とおしていい水面だったし、今節は楽しかったです。前検からいい動きをしていて、チャンスはあるかなと思っていました。3日目に1枠で勝ちきれなかったのが悔しかったけれど、その反省を生かして優勝戦はうまく調整できましたね」と勝因を語った。

 初日のオープニングセレモニーから遠藤エミ(夏・冬女王)、河合佑樹(チャレンジカップV)、前田将太(GPシリーズV)ら102期の活躍に刺激を受けていることを話していた山田康二は「皆の活躍が発奮材料にもなっています。最高の同期に感謝ですね」と活躍の燃料となっている思いを語った。今年は年頭の徳山一般戦に続いて早くも2回目の優勝と流れもいい。表彰セレモニーでは「レーサー人生で一番いい年にしたい!」と、2025年の活躍を多くのファンとカメラの前で誓っていた。

 山田康二の次節は1月23日から開催される常滑のPG1「第6回BBCトーナメント」。勢いという部分からも当然目の離せない存在となりそうだ。

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