ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第19戦 第14回クラリスカップ」（1月17日～22日開催）は18日、予選の2日目が終了した。2日目メインカードの12R「クラリスドリーム」は、1号艇の田口節子（岡山出身・岡山支部）が1コース逃げで快勝。2着に3号艇の喜井つかさ（岡山出身・岡山支部）、3着に4号艇の實森美祐（広島出身・広島支部）が入り、3連単1-3-4で710円の1番人気となっている。

　さてシリーズ序盤を終えた児島だが、熾烈(しれつ)な戦いとなっているのが第2回スピードクイーンメモリアル（SQM）の出場権争いだ。開催は来年2月下旬からの鳴門。

　選考期間は昨年12月にスタートし、今節開始前の時点で児島選考タイム1位は安井瑞紀の1分47秒6だった。しかし今節初日8Rで清埜翔子（埼玉出身・埼玉支部33歳）【冒頭の写真】が1分47秒0を出してトップに立つと、清埜は2日目4Rで1分46秒7を出して自身の記録をさらに更新。好タイムを連発しており3日目以降も目が離せない。

　それに続くのは地元の守屋美穂（岡山出身・岡山支部）だ。初日12Rで1分47秒1をマーク。守屋は前回の第1回SQMの児島選考争いでは1分46秒6の最速タイムを出しており、今節さらにタイムを上げてくる可能性が十分だろう。

　高田ひかる（三重出身・三重支部30歳）【写真上】は2日目11Rで1コース逃げを決めて1分47秒3をマーク。この1着がデビュー通算500勝の節目だった。高田は児島を過去10節走って準優出2回、優出0回と当地相性いまひとつだが、今節は好走を見せているだけに注目だ。

　なお今節の出場メンバーを見ると、第2回SQM選考の各場1位タイムを持っている選手が多く、桐生1位の土屋千明（群馬出身・群馬支部）、平和島1位とびわこ1位の實森美祐、住之江1位の高憧四季（大阪出身・大阪支部）、唐津1位の樋口由加里（岡山出身・岡山支部）がいる。3日目以降も激しいタイム争いとなりそうだ。

【第2回SQM 児島選考タイムベスト10】
1位　1'46"7　清埜　翔子 （2025年1月18日）
2位　1'47"0　清埜　翔子 （2025年1月17日）
3位　1'47"1　守屋　美穂 （2025年1月17日）
4位　1'47"3　高田ひかる （2025年1月18日）
5位　1'47"4　田口　節子 （2025年1月18日）
6位　1'47"6　安井　瑞紀 （2024年12月29日）
7位　1'47"8　黒澤めぐみ （2025年1月18日）
7位　1'47"8　間庭　菜摘 （2025年1月18日）
7位　1'47"8　廣中智紗衣 （2025年1月7日）
10位 1'47"9　米丸　乃絵 （2025年1月17日）
（※集計期間：2024/12/1～2025/1/18）

【第1回SQM 児島選考タイムベスト10】
1位　1'46"6　守屋　美穂 （2024年2月2日）
2位　1'47"1　守屋　美穂 （2024年2月7日）
3位　1'47"2　小芦るり華 （2024年2月4日）
4位　1'47"5　竹井　奈美 （2024年2月6日）
4位　1'47"5　西村　　歩 （2024年1月18日）
6位　1'47"6　樋口由加里 （2024年2月4日）
6位　1'47"6　前原　　哉 （2024年2月4日）
8位　1'47"7　守屋　美穂 （2024年2月2日）
8位　1'47"7　香川　素子 （2024年2月2日）
8位　1'47"7　上田　紗奈 （2023年12月6日）
（※集計期間：2023/12/1～2024/11/30）

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。