ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第19戦 第14回クラリスカップ」（1月17日～22日開催）が開幕した。初日メインカードの12R「ヴィーナスドリーム」は守屋美穂（岡山出身・岡山支部）が快勝。1コースからコンマ13のトップスタートで逃げ切った。2着には5号艇の勝浦真帆（岡山出身・岡山支部）、3着には2号艇の土屋千明（群馬出身・群馬支部）が入り、3連単1-5-2で2780円の12番人気となっている。

　2日目のメインカードは12Rの「クラリスドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜児島 2日目 12R クラリスドリーム＞
1枠 田口　節子（岡山・岡山）1コース1着70%
2枠 櫻本あゆみ（栃木・群馬）2コース1着25%
3枠 喜井つかさ（岡山・岡山）3コース1着9%
4枠 實森　美祐（広島・広島）4コース1着14%
5枠 塩崎　桐加（三重・三重）5コース1着0%
6枠 清埜　翔子（埼玉・埼玉）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近3カ月：2024/10/18～2025/1/17

　1号艇に座るのは地元の田口節子（岡山出身・岡山支部44歳）【冒頭の写真】だ。今期(昨年11月～)に入って5節走り4優出と近況リズム上々。今節は地元Vへ意欲十分だろう。

　そんな田口にとってこのドリーム戦は非常に重要だ。というのも田口は前回の児島ヴィーナスシリーズ（2023年9月）では2日目ドリーム戦の1号艇で3着に敗れており、前々回の児島ヴィーナスシリーズ（2023年3月）でも初日ドリーム戦の1号艇で3着と、この大会はなぜかドリーム戦1号艇との相性が良くない。今回はきっちり勝ち切ってシリーズリーダー争いに加わっていきたいところだ。

　侮れないのは2号艇の櫻本あゆみ【写真上】だ。2コース最近10走が1･1･5･2･3･1･1･2･3･2着。7走連続3連対中と安定感が光っている。的確な差しハンドルで上位着を外していない近況。

　また相棒も心強い。櫻本が今節手にしたモーター12号機は、今節使用機のうちで2連対率1位。昨年12月7日に使用開始されたばかりでまだ3節しか使われていないが好成績を残している。しかもこのモーターは2コースで通算9走して1･2･1･3･2･3･1･2･1着とオール3連対。前節の一般戦で乗った落合直子は、2日目に2コース差しで3連単4万円台の高配当を出し、最終日にも2コース差しを決めていた。引き波を越えて差し抜けるパワー十分だ。

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