ボートレース江戸川の「G1江戸川大賞 開設69周年記念」は17日が予選最終日。16日、3日目終了時点の得点率上位は以下のとおりだ。（カッコ内は4日目の出走レースと艇番）

山田　康二　9.00（5R6号艇）
片岡　雅裕　8.50（4R4号艇・8R1号艇）
池田　浩二　8.50（12R2号艇）
山口　達也　7.75（3R6号艇・12R3号艇）
石渡　鉄兵　7.60（6R6号艇）
中島　孝平　7.50（12R1号艇）
井上　一輝　7.20（10R5号艇）
稲田　浩二　7.20（6R4号艇）

この上位陣の中でG1初Vがかかるのが山口達也と井上一輝。ともに足色の良さが光るが、井上一輝(大阪出身・大阪支部30歳)【写真2枚】は「山口達也さんの方が出ているように感じています」と話している。

それでも3日目は、2コースまくり（3R）と1コース逃げ（11R）で連勝。「怖いくらい行き足と伸びがよくなっています」と話している。

「怖い…」とは、いつもの感触を超える加速感がありスタートが届き過ぎることを指しており、とりわけ追い風・追い潮だった後半11Rは止まらない加速感に悩まされたほど。「自分との闘いでした。勝ててよかったです」と胸をなでおろしていた。大きなカベをひとつ乗り越え、勝つことで強くなっているのが井上一輝。「不満はないです」と明言する機力を信じ、「自分のレースをする！」だけだ。注目したい。